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続”長野県在住のD/N様にご成約頂いた赤ビートの納車整備。その3 足まわりメンテナンスの様子

2019年03月25日

続”長野県在住のD/N様にご成約頂いた赤ビートの納車整備の様子の続編です。

 

 

心臓部分のメンテナンスを終え、継続車検取得を見据えてのブレーキ系及び足まわりのメンテナンス実施となります。

 

 

既存装着されていたタイヤについては未だ十分に使用可能な状態でしたが、前後の製造年月日が3年ほどずれが有り、お乗りになってから数年のうちに交換を余儀なくされる事は必定。

 

この度の赤びーお買い上げに際し、多大なる出費を頂いている事を鑑み。昨年2月にリリースされたばかりのダンロップEC204を4本装着しました。

 

 

続いてフロントロアアームブッシュA・Bの交換を実施しました。20数年間、数百キロのボディーを支えてきている訳ですから、走行距離の多い少ないが問題では無く、経年劣化は否めません。

 

特にブッシュA(画像奥側)をリフレッシュ施工した場合などは、高速道路上の継目を通過した際、突き上げ具合が大幅に減少。その違いを大きく感じる事が出来ます。※但し、ブッシュAについてはプレスを使っての圧入交換となりますので手間は掛かります。(苦笑)

 

 

ステアリング系ブッシュでタイロッドエンドブーツと言います。ステアリングに伝わる振動を軽減していますが、ある程度走行するとゴム製ブーツが痛みグリスが飛び出してきます。

 

ゆっくりと走行中に段差にて「ガタン」という衝撃を強く感じるような場合は、この部位が傷んでしまった状態を多く見受けます。

※ロアアームブ-ツと併せて車検時の定期交換部品でもあります。

 

 

スタビライザーブッシュの画像です。通称「串団子」と表現する場合も有ります。(笑)

 

交換の際には左・右のスタビライザーブッシュ(串団子)とスタビライザーバー前側の2か所のブッシュも併せて交換となります。

 

 

ブレーキ系等については、ブレーキマスターも含め前回の車検際、各キャリパーにおいてもピストン関係を含め総て交換済。

 

摺動点検を行った結果。今回は非常に良い状態でしたので分解整備については割愛としました。

 

 

ブレーキホース・クラッチホース等も前回の車検時に新品に交換済みとなっておりますので、今回はブレーキ液・クラッチ液の交換にて作業を完了致しました。

 

過去に於いてのメンテナンスが行き届いたいる個体ですので、スムーズに作業は進みました。

 

定休日明け早々には継続車検を取得予定で、取得後にはエンジン&ミッションの初期慣らしを兼ねた試運転開始となります。

 

そんな訳で、D/N様、納車まで今しばらくお時間を頂きます。<(_ _)>

 

 

 

 

 

読んでいただいてありがとうございます。

 

 

 

 

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