close >>

販売車VER-Cの納車整備の様子。其の1 エンジン系

2018年09月19日

茨城県在住のK/I様にご成約頂いたVER-Cの納車整備の様子です。、6月下旬のご契約頂きました個体。納車にあたり整備が大幅にに遅れました事をお詫び申し上げます。<(_ _)>

 

※言い訳をお許し頂けるのであれば一言だけ・・・。(-_-;)

 

実は、納車整備際に組込み予定のパーツの入荷が大幅に遅れた事も要因の一つとなります。

 

何分、旧車である事実は否めず、、、部品によっては欠品すると入荷に時間が掛かり、整備の段取り的にも前・後する場合も御座います。

 

◎他の例で、例えば食堂にてを注文した際のラーメンはサキでカツライス定食はアト的な感じとなります。 たとえが悪くてスミマセン。 m(__)m

 

 

走行距離約8.5万キロの個体。通常はエンジン本体フルオーバーホール作業を実施にて納車となりますが、前オーナーが当店の管理のヘビーユーザー様だった事も有り、I/K様と相談の結果。

 

シリンダーブロック側ウオータージャケット部分にガゼットを装着し、シリンダーヘッド周りを重点を置いた腰上OHを実施する事となりました。

 

 

エンジン周り作業に伴いオルタネーターやディストリビューター等電装系、各センサー類も一新します。更に燃料ポンプ・ホース等の燃料系も交換。

 

 

走行距離は比較的少ないのですが26年程経過しておりますので、バルブに付着したカーボンを清掃後再び装着します。

 

 

バルブスプリング&バルブを取り外したシリンダーヘッドの画像です。バルブオイルシールを12カ所交換します。

 

 

バルブ他のパーツを取り外したシリンダーヘッド裏返しにすると、ご覧の通りフクロウか?タヌキの様な間抜けた顔が出現します。

 

 

普段は実施しませんが、K/I様のご要望にてポート研磨を実施しました。

 

 

シリンダーヘッドを装着にてトルクレンチを用いて規定トルクで締め付け作業をします。

 

また、バルブロッカーやアジャストスクリュー等部分的に消耗していたパーツも今回のタイミングにてリフレッシュしました。

 

※通常のE/Gリビルド化の場合に於いても、一度ヘッド周り点検にて新品交換と判断されたパーツを積み込み、E/G製作コラボ先へ送っています。

 

 

この後、各補器類を装着にてエンジン周りのリフレッシュメンテナンスは終了となりました。

 

次はミッション本体のオーバーホールとフロントロアアームブッシュ&ステアリングラック系足まわりのメンテへと移行します。

 

納車整備その2へ

 

 

 

 

読んでいただいてありがとうございます。

“販売車VER-Cの納車整備の様子。其の1 エンジン系” への2件のフィードバック

  1. NY より:

    先日おじゃまさせていただきました(^^♪
    今日はなんだか静かだな?(笑)と思いながら、店長とゆっくり歓談させてもらいました。

    フォトが段々とレベルアップしているような・・・?
    『ここまでやってうちの信念!』
    そんな気迫さえ感じてきます。

  2. 管理人イソマサ より:

    投稿有難うございます。
    私共の仕事に対する価値観は、お客様に代わってビートの事を深く思いやり、特に表面からは見えない部分に対しても詰まらない所をケチらず、如何に丁寧に粛々と作業するかに尽きると自負しております。

関連する人気記事

Since 2006 isomasa web site Japanese text only
Copyright(C) 2024 isomasa auto All Rights Reserved. This web site is supported by DOSANITE