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ビート入手の際には「ヘッドガスケット抜け症状」の確認が必須かも!!(*_*; で、その確認方法とは?

2020年11月28日

今回はズバリ!!ビートを入手しようとする際の「シリンダーヘッドガスケット抜け発症の有・無」の確認法をレクチャーさせて頂きます。(^_^)v

 

◎若しも症状の発症が有れば、近い将来に於いて「車両入手価格を上回る大きな出費の覚悟」を強いられるからです。(-_-;)

 

 

※尚、これからご説明する作業については自己責任にて行ってください。当方では一切の責任は負いかねます。<(_ _)>

 

 

若し可能であれば、メンテナンスのスキルをお持ちのご友人などに同行して貰うのがベストな選択だとも思いますが・・・。

 

 

エンジンを始動し暖機運転を実施し、水温計が適性の位置に達したらエンジンが掛かっている状態で、トランクルーム左側に位置する「エキスパンションタンクのキャップを回して開けます。」

 

※リヤ側エンジンレイアウトであるビートの場合は吹き上がる心配はいりませんが、念の為タオル等を当てがえて開けるのがベストです。

 

更にエンジンを4000~5000回転くらいで数回レーシングし、その直後にタンクの中を覗いてみてる。また状況によってはアクセルを3000~5000回転くらいで踏んだ状態でタンク内を再度点検してみてください。

 

 

この時点で「ブクブクとタンク内に気泡が発生」していれば (◎_◎;) 気泡の大小に関わらず「シリンダーヘッドガスケット抜け」はほゞ確定となります。 

 

※水まわりのエアが抜けきれない場合もありますが・・・エア抜き作業直後以外を省けば極めて考え憎いです。

 

 

また、上記のように「タンクの口元近くまで液面が達していたり、溢れて吹き上がっている」症状だと、ほゞ間違いなく「シリンダーヘッドガスケット抜け」となります。

 

またクーラント色は「ミドリ、アカ、アオ」の3種類が主流。若しも「茶褐色や黒っぽく」変色していれば「エンジンは既に瀕死(末期)の状態」となります。(>_<) それでも何事も無かったように暫くの間、普通に走ってしまうのが丈夫に出来ているビートなのです。(‘;’)

 

では、エンジンのシリンダーヘッドガスケット抜けを発症した場合に、どんな不具合が予想されるかについてご説明します。( ̄ー ̄)

 

初期の症状であれば当面は通常と全く変わらず楽しいビートです。 ※水温計の指針上昇などの異常は見られません。

 

しかし症状が進むにつれて徐々に癌の症状の如くビートのエンジンを蝕んで行きます。

 

症状が悪化してくると、冷間時エンジン始動の為にスターターをを回しても掛かりが徐々に悪くなったり、掛かった直後ではエンジンの吹け上りが悪いが、暫くすると何事も無かったように普通に戻る・・・。(@_@)

 

続いて冷間時に何となくトランク左隅のエキスパンション内を覗くと水が入っていない。(◎_◎;) 蒸留水またはクーラントを規定量迄補充。その後、暫く気にしながら様子を見るが特にクーラントも大きく減った様子もなく・・・。

 

そして上記の状況が何事も無かったかの如く記憶が薄れ、時が過ぎ・・・。

 

久しぶりに確認して見たらエキスパンションタンク内は「元色とは程通い茶褐色や黒に変色」。この時点で「エンジンは末期状態」となり、そのエンジン本体をベースとしての再生はほゞ不可能となります。(>_<)

 

もっと最悪な結末としては走行中にエンジンストールし、不動となり得ます。※いわゆるエンジンブロー(焼き付き)

 

当店に点検のご依頼で訪れる、他店購入直後又は長期所有の車両の殆どが、「シリンダーヘッドガスケット抜け」を発症している為、お出で頂けない皆様の為に確認方法を伝授した次第です。

 

 

◎当店ではその改善策や予防策として販売するビート全車に対し、エンジン本体のフルオーバーホールにほゞ近いメンテナンスや、エンジン本体のシリンダーヘッドオーバーホール(腰上)施工しての納車させて頂くのが、旧車販売の基本と思い実施しております。m(__)m

 

※上記記事をご覧になり不安が拭えず・・・しかし、ご自分自身で確認作業はチョット出来ないとお考えの皆様。事前にご予約を頂ければ無料点検を実施させて頂きますので、お気軽にお問い合わせください。(^^)/

 

 

 

 

 

ご覧いただきありがとうございます。

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