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水まわりの問題は大場所とは限らず・・・。

2015年12月10日

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上記パーツはタイベル関係のメンテ時に要交換部品であるウオーターポンプとサーモスタットです。

タイベル切れの要因として以前はベルトの材質等が疑われていましたが、現在に至ってはどうもその限りでもないようです。

実はウオーターポンプ内のオイルシール焼き付き等で、ウオーターポンプがロックしてしまいタイミングベルト切れを起こす場合も少なくないようです。

交換時からの走行は少ないが、10年近く経過しているようなら要注意!

 

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続いての冷却水漏れの主たる原因になり得る感が否めないサーモスタット取り付け配管部分のOリング劣化。

Oリングはカバーとパイプの付け根白っぽい部分に取り付けます。

 

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こちらが上側の配管です。

手前の穴がサーモスタットの収まる部分で、その裏側にウオーターポンプが取り付けられタイミングベルトによりポンプが回されてウオータージャケット内を水が循環する仕組みです。

 

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上下の配管で2カ所あります。

上記画像が下側の配管です。

値段は115円と125円のパーツですがこれをケチると結果的に・・・。

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当店においては、ここからの水漏れを何台かメンテしているから解る事で、一般の整備工場等ではエンジン本体のオーバーホール時以外は先ずやらないような部位かも知れませんね。

 

タイベル関係と水まわりは実はとっても関連性が深いのです。

 

更に深い話をするとすれば、単にタイベル関係が心配なのでメンテをするではなく、メンテの際どれとどれを一緒に交換するかが重要な問題。

上記と併せてシリンダー判別センサーは必ず交換しましょう。

 

後日、チェックランプ点灯時にNO9を示すことが多く、その際にシリンダー判別センサーを疑った場合に、再度タイミングベルトを取り外しての作業をする事となりかねません。しかし、其の答えは意外なことが原因だったりします。(^_^;)

 

 

 

 

読んでいただいてありがとうございます。

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