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過去に総合整備履歴が有りますが再び「原点回帰」の時期を迎えました。「スロットルボディ関連」の整備の様子となります。

2023年02月07日

前回ご紹介したエンジン本体関連のリフレッシュに続き、この度ご紹介するのが「スロットルボディASSY」関連のリフレッシュ作業の様子となります。

 

エンジンのリビルド化の際には、車体へ搭載前のエンジン本体に付随する補器類の装着作業でしたが、車体にエンジンが搭載された状態での作業となると少々手間の掛る作業です。

 

この部位を定期的に整備する主な理由は「スロットル部分の気密保持」が目的です。

上記パッキン類が劣化して気密保持が損なわれてしまうと、アイドリングが不安定になったりエンジンストールします。また、エンジンが掛り難くくなったり、加速がもたついたりの症状を発症します

 

実際にもこのところ管理ユーザー以外のお客様からエンジン不調のご相談を受け、原因を探ってみると「スロットル系が原因でエンジン不調を招いている」ケースが増加しています。

 

実際の作業内容については〇で囲んだ部品交換とスロットル本体の清掃と「スロットルバタフライ」等の微調整となります。

 

また③の「スロットルボディーパッキンA」と、④の「スロットルボディーパッキンB」は各700円。そして①の「スクリューセット」は630円と、僅か2000円程の安価な部品の交換の割に費やす工賃はビートの場合約20,000円程。

従って、定期的にリフレッシュを行いたい部位で有っても、工賃を考えると何れかの作業と一緒でないと、中々手を入れずらいを部分でもありますが・・・。”(-“”-)”

しかし、当店ではこの様に前回10年以内にこの部位の整備履歴があっても、今後10年先迄トラブルの発症を防ぐことを考慮し、敢えて強くお勧めしております。

 

※上記はオーバーホールが完了したスロットルの様子となります。「スロットルバタフライ」の周辺に見える黒い物が「専用のスロットルコート」を塗布した部位となります。

この程度の作業ならと・・・。過去にバイクの整備などで培ったノウハウを生かし、時間に余裕がある時に「DIY」で何とかとの考えに成るかも知れません。

でも 一寸お待ちください!そして考えてみてください!!昔流の考え的「キャブレタークリーナー」をブシュ!!てな訳には参りませんので・・・。(>_<)

分解整備の際には「専用のスロットルコート」などを用意し、「スロットルバタフライの開閉調整」なども行なわなくてはなりません。

 

また、ご覧の画像は過去に入庫した車両のものとなりますが、パッキンの劣化に依り「気密保持」が叶わなくなったからと言って・・・。(~_~;)

分解作業を割愛して付焼刃的な処理を行ったことで、一時的に改善が図れたとしても、本来の安心と安全が確保された訳では無いと思います。

 

確実な成果を得るためにはそれなりのスキルが必要となりますので、出来れば私共プロにお任せ願うのが賢明だと思います。

 

 

 

ご覧いただき、ありがとうございます。

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