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ご成約車両の納車整備内容の一部をご紹介致します。

2023年05月04日

東京都在住のT/K様に2023年1月にご成約頂いたVER-Cの納車整備のご紹介となります。

 

 

この個体については、今から約3年半ほど前に「イソマサフルコンプリートパッケージ」を実施にて販売させて頂いておりましたが、前オーナー様のご事情により、再び当店に入庫した個体となります。

従いましてオイル交換や法定12か月点検等で入庫した際に現車の確認をさせて頂いておりましたので、現状、特に大きな不具合は御座いません。

しかし、今後10年先迄を見据え、この個体に必要な整備は何かと考えると、幾つか懸念される部位が出てまいります。

その様な訳で、一度1月にご納車させて頂き、本年4月の車検のタイミングで残された部位の整備を納車整備として実施させて頂く運びとなりました。

 

 

先ずはブレーキ系統の整備。既存のブレーキキャリパーASSYについては、前回の納車整備の際にオーバーホール作業を行い、ピストンやシール類を総て交換済。

しかし、前・後ブレーキキャリパーASSYは共に製廃の後に計画的に再販が叶った部品ですが、それと同時にそれらは総て在庫数に限りもあるのです。(@_@)

 

 

特にリヤ側の「ブレーキキャリパーASSY」に付随する「サイドブレーキ機構の劣化が激しく」、車検受験の際に規定数値をクリアー出来ない個体も多くなりました。

従って、これから先、末永くビートを所有して行きたいと思うのであれば、メーカー在庫があるうちに新品に交換されることが、ビートレストア専門店である当店では必須としています。

 

 

また、今から約10年程前に社外新品の「ラジエーターCOMP」ですが、新車から装着されていた物から比べると矢張り耐用年数は劣っており、ご覧の様に右端側に錆及び腐食が診られこちらについても再び対応する事となりました。

 

 

となれば同様にエアコンの「コンデンサーCOMP」※イソマサ対策部品も同様に対応しなければなりません。

 

 

旧車維持の為にはレストア専門店として施工するしないは別として、一度はユーザー様に交換の有無をご案内しなければならないと小生は強く思っています。

 

 

部品が無くなってしまえば「万事休す」となり、入手可能な時点で言ってくれたらと言われたくないので・・・。だからくどくどと申し上げる訳です。<(_ _)>

 

 

既存装着の「スカイサウンドオーディオデッキ」については過去にオーバーホール歴がありますが。しかし経年劣化で時折パネルの照明が消えてしまったり、片側から音が出なかったりの症状もあり、広島のスカイサウンド工房の山田氏にメンテナンスして頂いたデッキと交換対応としました。

その他お客様からご指摘が有った部位やご依頼頂いた作業を総て終了し、連休前のご納車が叶い、小生、ホッとしております。(;^ω^)

 

では!来る5月14日に開催予定の「ミート・ザ・ビート」の会場でお会いしましょう。(*^-^*)

 

 

 

 

 

ご覧いただき、ありがとうございます。

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