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タイベル切れの原因!(;一_一) 経年劣化で少走行でも!ウーターポンプ回転ロックでベルトがバチ~ン!(@_@;)

2018年04月16日

茨城県在住のM/T様ご所有のVER-Zです。

 

 

この度は車検整備とタイミングベルト関係のメンテナンスにてお預かりしました。

 

 

車検入庫時に都度交換をお勧めしているスペアータイヤを新品に交換。

 

※高速道路上に於いて緊急時に既存の古いスペアが使用出来ず、大変な思いをしたとの情報も御座います。 ( ..)φメモメモ

 

 

さて、いよいよ本題のタイミングベルト関係のメンテへと移ります。

 

◎皆さんにとって問題は、実際の交換時期ではないでしょうか?

 

では、タイベルはなぜ交換するかも簡単にご紹介します。

 

この件については過去に於いて色々な説が存在します。

 

例えばビート発売当初、ディストリビューター本体不良(シャフト錆つき本体ロック)により走行約5~6万キロにてタイミングベルト切れが横行しました。 

 

または、其処まで走行していな少走行でも、経年にて上記が原因でタイミングベルト切れを発症した事例が過去にたくさん御座いました。

 

その後、メーカー側の対処として無償にて「対策が施されたディストリビューターASSY」との交換が実施され、一先ず頻繁に起こるトラブルは終息に向かいました。 ( ..)φメモメモ

 

※この時点でハッキリと判った事はタイミングベルトの材質不良が原因では無い事が伺えますね~。

 

 

そんな訳で、当店の管理ユーザー様に於いても当時から、5~6万キロ走行にて交換をお奨めしておりました。

 

しかし、20数年の時が流れた現在、対策済ディストリビューターASSYの普及の効果もあり、タイベル関係の要因となるトラブルは非常に少なくなりました。

 

そんな訳で最近は、毎日通勤等でご使用される方や、日常常時使用のユーザー様の場合に於いては走行10万キロ毎交換でご案内しております。(*^^)v

 

※但し、ユーザー様自身が過去の経緯を艦み、不安要素を払拭しないと精神衛生上宜しくないと早期実施を希望される場合も多いのですが・・・?(笑)

 

そんなこんなしておりまして、対策済ディストリビューターの効能をお伝えしておりましたが、そのディスビ無償交換されてから十数年経過し、再び同様の経年劣化にて不具合を発症し始めた傾向が伺われる今日この頃です。

 

前回ご案内の記事に掲載の通り電子パーツと併せて再び要交換の時期となっています。

 

 

 

で、今度は何?って感じで登場してきたパーツが上記ウオーターポンプASSY。

 

簡単に言うとエンジン内部を冷却する為に水を循環さているポンプです。

 

最近、実はこのウオーターポンプ本体の不具合(水を圧送する為に回転している部分がロックしてしまう)が増えてきました。

 

これにより起こる不具合もタイミングベルト切れです。

 

実際に手で回転させてみると、わずかな抵抗と極めつけはパーツ自身が経年劣化を催促しているかのように聞こえてくる「キューキューという回転音」でした。

 

 

※こちらの画像は別個体の画像となります。

 

タイミングベルト切れの画像ですが、ベルト下側に注目!何処に巻きついているでしょう?。

 

答えは下の画像です。

 

 

そうです。

 

ウオーターポンプ部分にタイミングベルトが巻き付ていますね!

 

何を意味するかはご推測の通りでウオーターポンプロックが原因によるタイベル切れです。

 

最近当店で施工され個体の場合で、普通に使用された個体の場合は問題ありませんが、経年/少走行の場合はポンプから異音が発生。

 

この度お預かりしたVER-Zの場合も前回の交換履歴以後、経年の割に少走行の為、矢張り異音が発生しておりましたので、良いタイミングでメンテをお勧め出来たと思われます。

 

◎タイベル関係メンテに際し下記作業も必ず実施してくださいね!、でないと再度同じところをメンテする事になります。

 

追加メンテ1     

 

 

追加メンテ2

 

 

追加メンテ3

 

 

 

 

 

読んでいただいてありがとうございます。

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