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ビートのメンテナンスは、ここがポイント!も徐々に変化します? 最終章

2016年09月04日

各部をメンテナンスする際に当店が実行している事。


それは不安な要素を全てとり省く為に、古い部品と新しい部品を組み合わせての使用を極力避けています。

 

今は使えるが古い部品(既存装着されている部品)+新しい部品=しかし、数年後新しく取り替えた部品が再度ダメになるか、又は双方とも壊れる?

て、一体何なのこれ?・・・。

 

新車時に同時に装着された部品な訳ですが、ある程度の年数を経て部分的に古い部品が新しい部品を攻撃するような感じとでも言いましょうか・・・。(-_-;)

 

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特にメーター系や燃料ポンプなどに多く見受けられます。

 

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(例1)燃料ポンプ作動不良にてエンジン始動不能。


燃料タンクの多少の錆も気になったが、新品ポンプASSYのみを交換。


しかし、その数ヶ月後に再度エンジン不動。で、各部を点検にて異常なし。


まさかと思いながら燃料ポンプを点検し、そのまさかの作動不良を確認。


再度新品燃料ポンプを交換にて事なきを得たり・・・。


不思議な現象が多々・・・(T_T)

 

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上記画像はタコメーター作動不良での入庫でしたが、お客様からのご依頼でスピードメーターASSY、フューエル&テンプレッチャー、
プリント基板等総て同時に新品パーツにて交換しました。

※数年前に一度総合メンテナンスは済ましてありましたが・・・。

 

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(例2)スピードメーターのオドメーターやトリップ不動が発生。

 

メーターケースを外して点検すると湿気により錆発生が原因!にて作動不良を確認。

 

そのためスピードメーターASSY及び基板、スチール製のビス類を全て新品に交換。

 

しかし数年後に同様の症状再発!状況によっては1度ならず2度~3度と・・・。(>_<)

 

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(例3)クラッチが切れなくなり、クラッチマスターASSY交換。


暫くして再度クラッチが切れない症状を再発?、
画像黒い部品、ミッション側のレリーズシリンダーが液漏れを起こし作動不良。

 

既に廃盤となったパーツはしょうがないにしても、供給が未だある物はケチらず関連部品は極力新品を選択しています。


個体も兆古くなるとマニュアルに載っていないメンテが当然!増えてくるわけです。(^^;)

 

最後に幌付近からの水漏れをメンテする際、新品ウエザーストリップラバーを全て交換。

 

ガラス等の位置調整をしても水漏れが止まらず、他の新品ウエザーストリップと交換組み合わせで水漏れが直ったりと、新品部品同士でも相性?によっては難しい時もあります。

 

上記のような通常は余りあり得ない風変わりメンテを必要とするビート。

 

益々維持が難しくなって来ましたね。(^_-)

 

 

 

 

読んでいただいてありがとうございます。

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