当店が通常のメンテナンスのご相談、見積や分解整備作業以外で行っている事をご紹介致します。
下記は実際に当店のお客様との間でのやり取りの様子です。
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イソマサオート 磯﨑様
お世話になります。M/Mです。
オイル漏れもなく、エンジンの吹きあがりもスムーズです。
走り慣れた道ではフィーリングの向上を特に感じます。
ありがとうございました。
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M/M様
いつもお世話になっております。
先日はE/Gオーバーホール及びM/Tオーバーホールのご依頼を賜りまして有難うございました。
さて、本日はメンテ後一寸、気になることが御座いましてメールを差し上げました。
画像はM/M様がお使いだったE/Gの内部の一部パーツです。
「E/G&M/T原点回帰」のご依頼を頂いた際、新エンジン製作の際にもご連絡を差し上げました通り。
初期点検にてリビルド化(再構築)に対し不適切と判断にて使用しなかったE/G本体を検査の為分解し、取り外したピストンの画像です。
ピストン上部の画像ですが、上側と下側(リセス部分)に黒いカーボンが付着していますね!ある程度は洗浄にて綺麗にしましたがこれ以上はという状態です。(経年にて蓄積された結果)
下記と比べて頂くと判りますが、ピストンヘッド面のリセス部分には多少の段差が有ります。この部分に段差を設ける事によりバルブの接触を防ぐような構造となっています。
従って、エンジン内部にカーボンが堆積すると当然!燃焼の際、バルブとピストンの間の関係は宜しくなく、経年にてトラブルを発症する事は必然となる訳です。
リセス部分の綺麗な方の画像は100%化学合成油(ワコーズPRO-S)にて走行3000キロ又は半年毎に交換していたE/Gの物。
参考の為に一言
E/Gオイルはご自分で交換されているとの事ですが、若しも「鉱物油や部分合成油」をご使用でしたら今後は「100%化学合成油」の使用をお勧め致します。
また、燃料についても通常はレギュラーでも結構ですが、時折、清浄作用効果のある無鉛ハイオクをご使用になる事をお勧めいたします。
◎上記はE/G寿命の延命手段として「原点回帰」を施行されたこの機会より、新品ピストン&カムシャフトを守る為にも是非!
ただ単にご依頼の部位をメンテナンスするだけでは無く、末永くビートライフを続けて頂く為にこの様なアドバイスも時折行っております。<(_ _)>
担当 磯﨑正幸
〒310-0844
茨城県水戸市住吉町74-12
イソマサオート 代表 磯﨑正幸
TEL029-291-6466
FAX029-291-6467
Eメール info@isomasa.com
H/P http://www.isomasa.com
読んでいただいてありがとうございます。
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