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黄びーの納車整備中の様子!燃料系統のフルメンテナンスしました。

2018年10月12日

埼玉県在住のM/H様にご成約頂いた平成3年式、走行4,1万キロ、ワンオーナー車の黄びー。

M/H様は本年7月のブログ記事にてご紹介しました、5年振りにビートオーナーに復活されたお客様です。
従って、ビートに関して大変お詳しい方です。

そんな経緯もあり、小生としても「良い意味での見えないプレッシャー」を日々感じつつ納車整備作業を進めております。(^^;)

 

 

また、納車が10月20日と決まりましたが、当初の納車予定から大変遅れております事を、この場をお借りして心からお詫び申し上げます。

誠に申し訳ございませんでした。m(__)m

 

 

現車の走行距離は実走行4.1万キロという事で、内・外装・機関共に見た目では程度は良好としか目に映りません・・・。しかし、既に登録から27年間経過した個体。

言うまでもなくご購入頂くにあたりM/H様には高額を捻出頂いてる事も事実。従って納車後において当面の高額出費を伴うトラブルを未然に防がねばなりません。

楽しいビートライフをお送り頂く事を一番に願い、納車整備の段階で現況考えれれる部位を、徹底的にメンテナンスにて納車させて頂きます。

 

 

エンジン関係に於いては、エンジン本体のOHリフレッシュのほか、それに付随する燃料系統・電装系統・水まわりの3点に分けて整備します。

今回は燃料系統をご紹介致します。燃料タンク・ポンプ・タンク内のゲージ・各ホース・フィルター等を新品パーツと交換します。

 

 

う~ん何だ?燃料の話が突然メーターの画像だなんて?一見関係なさそうですが・・・。

実は最近、特に燃料計の指針異常が多く発生中の為。燃料タンク内のユニット(浮子)交換と併せてメーター器内の燃料/水温ユニットも併せて交換する事をお勧めしております。

 

 

またその際にメーターケースも分解にて各メーターの作動チェックと共に、スピードメーターはトリップ不良と相まってルクス的にも古ぼけて見えましたので新品交換。燃料/水温計と併せてプリント基盤・各ビス・バルブ等も交換しました。

 

※一カ所でも古い部品を残して組み上げると、意外に短期間で交換した筈の部位が作動不良を起こす事もあります。

 

※尚、現在当店ではメーター系及びECUの再生修理はお受けしておりません。

 

 

※純正タコメーターに限っては、2017年末でご相談パーツ在庫なし。現在、新品入手は叶わない状況の為、社外新品タコメーターを加工取付しております。

 

 

画像右下側の丸い部品が今回再販となった燃圧レギュレータですが、こちらもこのタイミングにて交換としました。

燃圧レギュレータの役目は、シリンダー内に噴射される燃料の圧力を一定に保ち、一定時間にインジェクターの噴射量が変わらないように調整しているパーツ。

 

 

画像はエンジンの各シリンダー内に燃料を霧状に噴射する役目のインジェクターと言うパーツです。

以前は燃料漏れを考慮してパッキンのみの交換をしていた時期も御座いましたが、上記、燃圧レギュレータ再販を機に新品交換推奨としました。

交換理由としては、現行に近い車種と共通部品となった為と、また、新しい事も手伝い3本総て交換する事により加速性・燃費等の向上が期待できます。

 

 

何時もはシリーズ的にご紹介しておりますが、今回は、いつもと若干?違う角度からご紹介させて戴きました。

 

 

 

 

 

読んでいただいてありがとうございます。

 

 

 

 

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