埼玉県在住のJ/T様にご成約頂いた黄ビート納車整備の様子。その3 足回り整備作業の後編となります。
画像ではちょっと判りずらいかも知れませんが、ステアリングラックASSYを車体から取り外し、再販が叶った「ラックエンドセット」と「タイロッドダストシール」の交換作業をしています。
「タイロッドエンドシール」は材質はゴム製となっており、ひび割れ破れは車検不合格となりますので、当店では納車整備の際の交換必須項目としています。
またこのところの「フルコンプリートパッケージ」販売の際、交換必須となった、「前・後ブレーキキャリパーASSYの交換」。それと併せて約6年前に交換済のブレーキホースについても新品交換としました。
※最近の部品の耐久性を考慮しての予防交換です。
特にリヤ側ブレーキキャリパーASSYについては、サイドブレーキ制御部分が固着してしまい、オーバーホールをするもサイドブレーキの制動力が足りず、車検をパス出来ない事案も・・・。その様な理由で納車整備の際には新品交換対応としています。
リヤ側ブレーキキャリパーを新品交換す理由は他に二つあります。
◎一つ目はオーバーホールが不可能となって新品交換を考えた頃に、部品価格が高騰している可能性もあること。
因みにビートと同世代軽他車種Kの場合。リヤキャリパーASSYは片側一個が13万6400円×2=27万2800円であり、左記とほぼ同時に交換必須であるブレーキマスターASSYは19万7400円。と、ここ2年間で約5倍程の値上がりです。
それにローターとパットとブレーキホース迄交換となると・・・。(@_@) ※令和3年4月1日現在の純正新品価格となります。
◎もう一つは一体いつ迄新品部品の入手が可能?なのかです。
車齢30年ともなればJA4/TODAYの一部のグレードのように、既に「ブレーキリヤカップキット」も「ホイルシリンダーASSY」も新品入手が叶わない状況となりれば、突然乗れなくなって仕舞うことも想定されますので・・・。(>_<)
ビートの場合は再販が叶い嬉しい限りではありますがいつ迄かは・・・。
J/T様の黄ビートの納車備作業は更に続きます。
ご覧いただき、ありがとうございます。
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