K/M様にご成約頂いたビートのミッションオーバーホールの様子です。
現状、ギヤ鳴りとか特に何か悪いという訳ではないのですが、(^_^;)
最近お客様からご相談、作業ご依頼が増えて来た、
ミッション内部メインシャフトとケース部分のオイルシール劣化によるオイル漏れ発症。
こちらもエンジンと同時に予防的措置作業を実施します。
最悪は漏れ出した純正MTF-Ⅲ(ミッションフルード)がクラッチディスク面に付着し、
クラッチ滑りを発症するという事例も出てきております。
各ギヤ・シンクロ・シャフト等の傷、また、経年劣化によるシャフトの曲がり等も
目視認及び計測点検をします。
画像はデファレンシャル部分のファイナルギヤの画像。
デフセンター部分の通称「サイドベアリング」、表・裏側共に新品に交換します。
※リヤ側からの聞こえてくる「ゴーゴー音」はハブベアリング劣化の他、
このサイドベアリングか原因の場合も考えられます。(T_T)
※ビートのミッションは他のFF車同様、
「ミッション」と「デファレンシャル」が同じケース内に収まっています。
従って、ミッションオイル交換時には、デファレンシャルオイル交換も兼ねている訳です。(^^)/
組み上がったミッションと補器類を取り付けたエンジンとが合体されました。
※画像はマウント等交換前に撮影された画像です。
エンジン搭載前のエンジンルームの様子です。
エンジン&ミッション本体の車体への搭載が完了しました。
リフレッシュの為に新品交換した各パーツが眩しいですね~。(^^)/
ロングライフクーラント注入し、エンジンオイル、純正MTF-Ⅲ(ミッションフルード)を給油。
各配線及び各配管の接続等を再確認を済ませ、点火タイミング調整お決まりのルーティーンにて作業を進めて行き、
この後、無事エンジン始動しました。
上記作業の為脱着及び任意交換された足まわりを調整作業の後、いよいよ試運転が開始されます。
K/M様、納車まで今暫くお時間を頂きます。<(_ _)>
読んでいただいてありがとうございます。
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