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白びーエンジン本体リフレッシュする理由とは・・・?(T_T) シリンダーヘッド抜けを発症

2019年01月07日

千葉県在住のA/U氏ご自慢の白びーです。

現在の走行は15万キロ弱ですが、日頃のメンテ状況も非常に良く、正に「絶好調」という言葉がお似合いの個体ですが・・・。

 

実は先日ご来店の際、点検の結果「シリンダーヘッドガスケット抜け」の症状を確認しました。(-_-;)

それも結構重症な状況でした・・・。

そこで、既存エンジンの再使用を諦め別コアにてNEWエンジンの製作をご提案申し上げました。

 

さて、重症的状態についてのご説明です。

画像は既存エンジンのE/Xマニホールドを取り外した状態です。

 

画像中央のシリンダーの中に白い棒状の物が見えますね~。これは各気筒毎のエキゾースト側のバルブです。

 

拡大してみるとそのバルブの上側が黒く何か濡れているような状況。

これはバルブステム部分のオイルシールが劣化して、本来、潤滑の役割を担うエンジンオイルがシリンダー内に流れ込んで来ている様子。

上記症状が進むと、急加速時や減速時に排気に白煙が混じるようになります。

一般的に言う「オイル下がり」と言う現象です。

対策法としては、シリンダーヘッド系統のオーバーホールが必修となり、そこまで遣るのであればエンジン本体の総合メンテをお奨めしております。

 

上記は別コアにて製作したNEWエンジンです。

一部純正部品にWPC処理を施し、又、オルタネーター等の電装部品と、燃料系各パーツもこのタイミングにて総てリフレッシュしました。

また、画像はありませんが、トランンスミッション本体についても同時に整備履歴とするべくリフレッシュの為、オーバーホールを実施しました。

 

エンジン本体に補器類を総て装着後、エンジンは車体に搭載され、初期慣らしを兼ねた試運転を経てA/U氏の手元に無事お渡しいたしました。

新年を迎えると共に引き続き楽しいビートライフをお楽しみ下さい。

 

 

読んでいただいてありがとうございま

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