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S/S様に成約頂いた黄ビートの納車整備の様子 その2 エンジン系及び付帯パーツ

2019年02月23日

 

続いてのメンテナンスはエンジン&ミッション、更にクラッチ系のオーバーホールを実施します。

 

尚、この個体は前オーナー様へ納車の時点でエンジンマウントやドライブシャフトASSY、リヤロアアームを初めとするリヤ側足まわりも交換済みです。

 

 

画像は既存エンジンを車体から取り外し、一緒に装着されているミッション本体はオーバーホール作業のために取り外した状態の様子。

 

手前下側のクラッチは約2.5万㎞前に交換済みのクラッチKITです。

 

 

今回は別コア(別なエンジンベース)にてNEWエンジンを製作しました。

 

上記画像がNEWエンジンで、製作の際にお客様と相談にてDLC処理済の純正ロッカーアームを使用。

 

また,高回転追従型バルブスプリングも追加装着によりバルブサージング対策をしています。

 

更にシリンダーのウオータージャケット部分に「ライナーガゼット」を装着にて、「シリンダーヘッドガスケット抜け及び振動軽減対策」をしました。

 

 

また、最近特に感じていることですが、エンジン系メンテナンスにあたり、エンジン本体以外の電装関係及び燃料関係のパーツもこのタイミングにて交換しないと、本来の素晴らしいレスポンスは期待できない場合も御座います。

 

 

・EACVバルブやそれに付随するホース類。

 

・プレッシャーレギュレーターとそれに付随すホース類。

 

・フュエルインジェクターASSYとフュエルポンプASSYやそれに付随するホース類(純正再販部品を含む)。

 

・エンジン近辺に装着されているエアー/ウオーターテンプレチャーを初めとする各センサー。

 

・プラグやコードは勿論のことディストリビューターASSYやイグニッションコイル。(※エンジンアース不良が原因でエンジン不調も結構多いです。)

 

※再び上から2枚目の画像を参照下さい。

 

クラッチディスク面のダンパーSP部分のガタ等も無く、一見未だ未だ使用可能と思われますが・・・。

 

再利用した場合、アクセルを踏んで加速中の4~5速で「ジャラジャラ音」が発生する可能性が高いため再使用は極力お勧めしていません。

 

またこのタイミングにて、純正再販が叶ったレリーズベアリング部分のスプリングも含め総て新品に交換します。

 

 

クリック⇒次はミッション本体のオーバーホールの様子へ。

 

 

 

 

 

 

読んでいただいてありがとうございます。

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