外装を元色ブレードシルバーからプラチナホワイトパールへと変身が叶い、一段と男前が上がったビートです。
総合メンテナンス作業は、オーバーホール済のエンジン&ミッション本体や、水まわり・足まわり・ブレーキ等のへと移行して参ります。
先ずは足まわりのリフレッシュからスタートします。
フロントロアアーム、スタビライザー等の各ブッシュ交換や、タイロッドエンド等のフロント足まわりをリフレッシュします。
フロントロアアームの付け根の部分の「Aブッシュ」と後側の「Bブッシュ」を交換することにより、段差を超えた際の衝撃が格段に抑えられたり。
冬季(気温10度御以下)で段差を乗り越える際に発生する「ギクッというキシミ音」も解消します。
このタイミングにて後側のハブベアリングも交換しました。
走行距離も7万5千㌔と、ビートとしては小走行の個体ですが、流石に経年による劣化を考えるとこのタイミングでの交換ベスト!と考えられます。
エンジンの出力を伝達するドライブシャフトと同様、ベアリング回転抵抗の軽減はスムーズな加速をも約束する部位。
近い将来において必ず実施を迫られる作業だと思えるので交換お勧めしました。
※ハブベアリングは裏側のナックル部分に圧入されています。
フロント側ハブベアリングと共にナックルスピンドルも交換しました。
ブレーキ系に於いては、前/後ブレーキホースや純正部品再販が叶った前/後ブレーキキャリパーASSYも新品交換。
※キャリパASSYについてはOHと言う選択肢もありますが、10年先迄を考えると再販品のキャリパーASSYが残っているかは疑問?
そんな訳でこのタイミングでの新品ASSY交換がベストな選択かと思もわれます。
続いてラジエーター本体交換を含む水まわり一式のメンテナンスを実施。
その際、現況使用可能なエアコンでしたが、ラジエーターと隣り合わせで位置するコンデンサーやリキッドタンク、レシーバーパイプ等のエアコン系も同時にエバポレーター、コンプレッサー他一式交換としました。
こちらについてはお客様自身からのご提案で作業する事となりました。ちなみに上記は他と同時作業の為、作業工賃についてもお安くなります。
更にR12ガスから⇒R134ガスへとレトロフィット化を実施しました。レトロフィット化により環境配慮と併せて、補充の際のガス代も安価となります。
また、当店での技法にて作業した場合ガス漏れもほゞ皆無にて、冷えも格段に向上致します。
電動モーター及びファンも既に廃盤の為、他車種流用対応にて新品交換としました。
各アーム類を繋ぐ部位のボルト・ナット類もこのタイミングで交換しました。※純正再販となったボルトも含まれています。
下まわりと併せて水まわりパイプ類にも防錆塗装を施工する事により下回りのメンテナンスは大方完了となりました。
次回はいよいよオーバーホールが完了したエンジン&ミッションを車体へ搭載となります。
Y/K様・・・ 納車迄もうしばらくお待ちください。<(_ _)>
読んでいただいてありがとうございます。
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