close >>

成約車の納車整備です。「フルコンプリートパッケージ」のご紹介となります。

2020年03月03日

 

当店で販売させて頂いているビートは、車両に依ってフルコンプリートパッケージとセミコンプリートパッケージの二通りの販売方法が御座います。

 

詳細のご説明は「こちら」をクリックしてご確認下さい。

 

 

この度のご紹介は、長野県在住のT/K様に「フルコンプリートパッケージ」にてご成約頂いたVER-Zの納車整備作業の様子をご紹介させて頂きます。

 

現車は平成5年式、走行85195キロの車両となります。

 

 

前オーナー様が当店の管理ユーザー様だった事もあり、各部のメンテナンスも行き届き、車両状態は非常に良いのですが・・・。

 

ブレーキ系などは、特に、乗り出す前に確りとメンテナンスを施してから乗りだすことが肝要かと思もわれます。

 

従って、当店に於いても納車整備の際に於ける最重要事項と位置付けております。

 

 

エアコン関連に於いては、約8年程前に総合メンテナンスを実施にて現在も問題無く稼働しております。(*´ω`*)

 

しかし、エアコンベルトを取り外しコンプレッサーの「フィールドコイル」部分を手で回してみると、若干の抵抗を感じました。(‘;’)

 

このままですとご納車後の近い将来に、エアコンが効かないトラブルの発症は否めないと判断し、コンプレッサーのオーバーホールを決断しました。 ( ^)o(^ )

 

また、コンプレッサーASSYのリビルド化(オーバーホール)の際、R12フロン仕様から⇒R134仕様へ変更(レトロフィット)にて車体に取りつけました。

※ガスを変更することで、地球環境に優しいだけでなく、漏れ難くなるのとガス補充の際の費用が安くなるメリットがあります。(^^)v

 

 

クラッチについて今から約7年ほど前の65000キロ時に総交換した履歴があります。

尚、その際のメンテナンスの理由としては、加速時の4、5速で出る「ジャラジャラ音」が耐え難いとのことが交換の理由と記憶しております。

 

また、交換時から現在までの走行距離は約2万キロであり、テスト走行でも異音は皆無。

そのようなことで、一見、再使用も可能と思われますし、普通にお乗りの方の場合コストを考えれば再使用が妥当かと思われます。

 

が、しかし、当店では敢えてこの部位のパーツを純正新品パーツにて交換します。

 

その理由としては、前出、エアコンの場合の判断基準と同じです

※クラッチからの「ジャラジャラ音」は乗り方にも依りますが、早いもので交換時から3~4万キロ走行で発症する場合もあるからです。

 

 

ミッション本体についても同様で、作動に問題がなくても、オイルシール等(パッキン)の経年劣化によるオイルもれ防止が主たる目的にて、当店ではオーバーホール実施しております。 

 

※最悪はオイル漏れが原因でクラッチの滑りが発生することもあります。

 

 

リフレッシュのためにオーバーホールを施工したエンジン本体とミッションASSYを合体後、車体に搭載。

 

またその際、エンジンまわりに於いては付随する電装系・燃料系のパーツをできる限り再販が叶ったパーツを含め惜しみなく交換します。

 

 

無事車体に搭載が叶ったエンジン&ミッションの下側からの画像となります。

 

また御覧の通り、エンジンの冷却系パーツ等も既に前オーナー様の段階でリフレッシュ済みとなっております。

 

 

上記画像は、エンジン本体をリフレッシュを兼ねてオーバーホールした為、初期慣らしを兼ねてテスト走行を行った後の下回り点の画像となります。

 

冷却水もれ・オイルもれ・ボルトナット類の締め忘れ等、各部を点検確認することで安全と安心を確保できます。(^^)v

 

また、この度のご納車先は長野県という事で遠方の為、テスト走行距離を増やしトラブルの無きよう点検とエンジンの慣らしに務めております。

 

ご成約頂きましたT/K様。

まもなく完成のご連絡をさし上げることが出来ると思われますが、何卒今暫くお時間を頂けますようお願い致します。m(__)m

 

 

 

 

ご覧いただき、ありがとうございました。

コメントは受け付けていません。

関連する人気記事

Since 2006 isomasa web site Japanese text only
Copyright(C) 2024 isomasa auto All Rights Reserved. This web site is supported by DOSANITE