Z/Y様ご所有のVer.Zです。
実はZ/Y様は先ごろ迄S2000にお乗りでしたが、思うところが有り、今年3月ビートにお乗り換えされたそうです。
お選びになったのは平成5年式のVer.Zで、走行53000キロと低走行の車両。
購入後約一か月半程お乗りになり、自身の体感と整備履歴を鑑み不安と思われるところも有り、当店にメンテナンスのご相談を頂きました。
早速検車をさせて頂きましたところ、車両の状態は良く下回りもとても綺麗な車両です。
但し、タイミングベルト交換歴は平成18年に実施と記載があり、既に14年が経過し、実際にタイミングベルトに付随するウオーターポンプの「ガラガラ音」も正直やや大きめ・・・。
上記状況と共にラジエーターを含む水回り一式や、ブレーキ等を含む足回りについてもパーツ交換メンテナンスを必要とする状況。
一通り車両状況をご説明に後、各所を整備済の走行38万キロデモカーにお乗り頂き、各部メンテナンス後の違いを実際に体感頂きました。(^_-)-☆
その結果各部の経年劣化を鑑み、乗り始めのこのタイミングで、エンジン&ミッションオーバーホールを含めた総合メンテナンスを施工頂く事となりました。
エンジンオーバーホールに際し、既存エンジンの状態を確認したところ。
低走行の旧車に比較的有りがちな、冷感時からの始動初期に若干聞こえるピストンリングとシリンダーの摺動痕をイメージさせる「シャリシャリ音」が多少気にはなりますが、総じて問題はなさそうな様子です。
その様な訳で、今回はこのエンジン本体を使いリフレッシュする事としました。
またエンジン本体と共に取り外されてミッションについても、現況、操作上に於いては全く問題は御座いませんが、経年劣化によるシール類からのオイル漏れ等を防止す目的にてオーバーホールを実施します。
今回のタイミングでのオ同時オーーバーホールが正解だと思います。(^^)v
部分だけの整備を行うと必ずと言ってよい程、その後を追うように関連部位の不具合が発生するのが旧車の常識だからです。※関連部分を同時整備した場合、作業工賃もレスとなり圧縮されます。
約4週間程の作業期間を経てNEWエンジンが出来上がって来ました。
※当店がご提供すリフレッシュエンジンは、通常リビルドエンジンとは内容が大幅に異なります。
◎上記が当店で行うエンジン施工等の詳細となります。※クリックしてみてください。
エンジン&ミッション本体を搭載する前に、エンジンマウントや電装系パーツも総てリフレッシュします。
この後、無事にリフレッシュが叶ったエンジン&ミッションは搭載されました。
各部の配線の結線、取り付け確認、調整を済ませた後にNEWエンジンは甲高い咆哮を奏でました。(^^)/
リヤ側足回りの調整を終えその後は、いよいよ初期慣らしを兼ねたロードテスト1セット約60キロ程を数回実施となります。
走行テストの後に、検車台(リフト)にて水漏れ、オイル漏れ等の有無を確認し、問題無き状態であればお客様に納車のご連絡となります。
※上記作業中の様子は記録し、都度、お客様作業状況を添付画像にてお知らせしております。
ご覧いただき、ありがとうございます。
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さりげなく紹介してますが…(笑)
最適化したメンテナンス完了のデモカーで、実際に違いを体感できるのは、改めて凄いですよね。
僕もそろそろ3000kmを待たずに、オイル交換を近々お願いいたします。
あのフィーリングがまた味わえると思うと、ワクワクです!