M/S様はVer.Fを新車時から既に28年間お乗りのユーザー様です。
また現在に至る間、当店のご提案事項に沿って各部のメンテナンスを確りと施工され、ビート乗りの良いお手本となり得る様なお客様です。
この度も半年に1度の車両の状態点検も兼ねたオイルメンテナンスへご来店となりました。
しかし今回、その走行8万キロ程しか走行していない車両のエンジンにつ繋がるウォーターホース部分に思わぬ不具合を発見しました。
丸で囲んだ部位から冷却水が若干漏れ出しています。
この部位はウォーターアウトレッドカバーCOMPと言い、サーモセンサーやウォーターーテンプレチャーの装着されるアルミ製の部品です。
水漏れの原因はズバリこのパーツでした。
ご覧の様に丸で囲んだ部位に「クラック」が入って折り、ここから水漏れを起しておりました。放置しておけば最悪はオーバーヒートを発症し、エンジン本体の冷却も叶わずエンジン焼き付きも有り得ました。
当店の事例としては3例目となりますが、走行距離8万キロで一体何んで?金属疲労か新車当時からの問題なのかは定かでは有りませんが・・・。
新品が既に製廃にて、違うエンジンから取り外し取り付け事なきを得ました。
立派な旧車ビート。車検とは別に乗っても乗らなくても、今回の様に「半年に1度のオイル交換が大切なルーティーン」
検車台で行うオイル交換と共に無料で実施している簡易的点検が、今後、より重要となり得る事を改めて強く感じた瞬間でもありました。(*^_^*)
ご覧にいただき、ありがとうございます。
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