Y/A様ご所有のVER-Zですが、ここ2年程の間にエンジン&ミッションオーバーホール、足回り、エアコン等の各部のメンテナンスを終了した車両となります。
しかし、上記原点回帰のメニューをほゞ総て完了すると、次にどうしても気になるのが遣れた外装のこと・・・。
そんな訳でこの度は外装同色全塗装をご依頼賜り、6月中旬頃からお預りとなりました。
今回の全塗装では元色であるエバーグレードグリーンMにて施工となりました。
ところで6月中旬~で、そして出来上がりが今って、約3か月も掛ったのか?と思われるでしょうが・・・はい!実際にそれだけのお時間を頂きました。
特に部品が無かった訳でもありませんでした。それなら何故!? 理由はビートは立派な旧車だからです。
施工の際、過去に補修を施工した部位の「古いパテ」「古い塗膜」等を「除去・再修正」をしながらの作業も伴うからです。それって若し除去しないで上から塗装したら一体どうなるの・・・?
※上記は説明の為の参考画像につき、今回ご紹介の車両とは異なります。
古いパテと新しいパテとの相性が悪いと、仕上げ後1週間~10日程でパテの目が浮き上がってきてしまう場合もあります。
そのような訳で、補修痕があるなどの場合は塗装後、暫くその様子を診ながらの作業も伴い。問題が有れば再処理を行うため仕上がり迄に時間が掛かって仕舞うのです。
前後の泥除けについては、お客様のご依頼によりボディーと同色に塗装処理をしました。
フロントピラーについてはひび割れた旧フィルムを剥がし、ガラスを外すことなく塗装処理にて仕上げました。
一生一回メンテナンスのコンセプトに基ずき、可能な限り新車時の状態へ戻すべく細かい部位迄当店は拘ります。
ステップ部分については一見問題なさそうでしたが、一寸でも塗装の膨らみ等があった場合は必ず切開し補修をするのが賢明。
この度も若干膨らみの兆候があり、確りと予防処理をさせて頂きました。(^^)v
トランクヒンジ部分は外しての塗装となりますが、此方もステップと同様。錆・腐食対策を確り施しました。
更に、最近現車を点検中に下回りの劣化が目立って増えつつあるように思われます。
今回お預かりした車両も現ユーザー様がご所有前から、特に塩害地域の使用車ではありません。
しかし、部分的に上記の様な状況。
また通常の車と比べても車高の低いビートは、本人が気が付かないうちに下回りにが何かと接触することも多く予想され、上記の様な擦り傷凹み等も多く見受けられます。
従って状態に依っては、外装全塗装の際の同時作業として下回りの補修及びアンダーコート処理をお勧めいたします。
A/Y様大変長らくお待たせいたしました。
総合的リフレッシュが叶った愛車で、引き続き楽しいビートライフをお送りください。<(_ _)>
ご覧いただきありがとうございます。
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ただのオールペンじゃなく、いろんなことを施工し、新車にほぼ近い塗装作業なのですね。
自分もお世話になる日が来るときはお願いいたします。
(それまでに軍資金貯めなきゃっ)
この度は大変お世話様になりました
お陰様で気持ち良くビートライフを送っています
(若干緊張しつつ…)
「新車?」と言われると嬉しくなります
社長殿、店長殿にはいつも的確なアドバイスや情報をいただき、ビートも安心してお任せしております♪
今後ともどうぞよろしくお願いいたします^_^