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エンジンオーバーホールの際に於いて今後危惧される事とは・・・?

2021年01月06日

タイトルにもある様に、エンジン本体をリフレッシュされる際の情報となります。

 

お客様としては長年付き合って来た相棒にご褒美をと言う思いも強く!当然、既存エンジンを使ってのリフレッシュを希望されますし、当店としても当たり前と思っております。(*´ω`*)

 

しかし、最近はそのご希望も中々叶わなくなって来たのと同時に、メンテナンス費用も増加の一途を辿っております。(~_~; その理由はのちほど・・・。

 

また、当店でリビルド化を図る際には消耗パーツは極力再使用を避け新品パーツで組み上げるのが寛容。新品パーツを用意し、既存エンジンと同梱にてエンジン製作コラボ先へ送ります。

 

★そんな事までしなくても、リビルドエンジンはオーバーホール済みで保証も有るから大丈夫なんでしょう?(*´ω`*) と言うご意見!! ごもっとも!!(^^)/

しかし、何故?そこ迄するかと言うと、当然!意味はあります。<(_ _)>

 

様々な状態で持ち込まれるエンジンですが・・・。

 

再生後の品質の平準化を図るという意図があります。

 

その為、たとえ使用が叶うパーツであっても再使用をせず新品交換を行います。

実は小生も経験上判り得ますが、技術者は得てして使えそうなパーツを温存し、修正加工にて採用しがち・・・。(-_-;)

 

上記選択は間違いではないと思われますが、経年を考えた時に新品パーツとの差額も少なく、当店は敢えて前者を選択しております。

 

また、リフレッシュが叶ったエンジンの性能をフルに引き出す為には、インジェクターやEACVを始めとする燃料系パーツやディストリビューターASSYやイグニッションコイル等の電装パーツ等を一新する事が「感動を更に大きくする呼び水の役目」を果たしています。(*^-^*)

 

更にもう一つの問題が浮上して参りました。(‘_’) 

例えば入庫時にオーバーヒートや異状燃焼(デットネーション)等を発症し、既存エンジンの再使用が叶わなくなって来た事です。

 

そのような場合には買取車や下取車両の中から使用可能なエンジン本体をチョイスして対応しておりますが、使用可能なエンジンの供給が無限に叶う訳ではありません。(-_-;)

 

現況も含め今後は益々別エンジン(コア)の入手が困難となり、また、オーバーホール作業とは別にコアチャージ代金の高騰も予想されます。(>_<)

 

更にE07型エンジンをベースに生産を続けていた「アクティーバン、トラック」の生産終了を機に、ビートと共通のエンジン内構成パーツの入手のレスポンスが今後大幅に悪化することも懸念され、お預りの期間も長期間となって参りました。

 

上記を踏まえ、ビートに末永くお乗りになって行く事を決めてお出での皆様!!決して安価にて施工は叶いません。

 

しかし皆様同様一人のビート乗りとして、自分だったらどうだろうとの思いを込め一生懸命作業させて頂きます。

 

また、エンジンリフレッシュ済の試乗車もご用意ております。<(_ _)>

 

ご相談をお待ちしております。m(__)m

 

 

 

 

ご覧いただきありがとうございます。

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