BEATの心臓部分と言っても過言ではないと思う部分。そうですECUコンピューターの件です。
画像のECUは走行約12万キロの個体に装着されていた物です。
C72付近は基盤が黒く焦げていますが・・・判りますか?
C36の下側辺りも・・・。
この度、車検でご入庫頂きました。
整備作業を始めようとエンジンを始動!アクセルを数回レーシングしたところ。
アレ!?吹け上がらない! 代わりににECU本体を取外し、テスト用の新品ECUを接続。
結果は通常作動にて「すこぶる快調」
原因は⇒ECU本体内部不良でした。
新車時よりの取付け場所の問題でECU本体が手で触れないほどの高温に・・・。
で、結果的主要コンデンサーが熱に耐えられずブローしてしまい、液漏れを起こし、各基板を劣化損傷させてしまう訳です。
※詳細をお知りになりたい方はBEAT GARAGEさんのHPでご確認下さい。
問題はメーター内の黄色いチェックランプ点灯のみの場合と、今回のように点灯(不点灯もあり)及び車両に異常が発生する。
又は、特に車両に問題は無いが、予防の為にオーバーホールをする。
上記、三つの状況によってメンテナンスの方法を考えなければいけなくなってしまった事です。
当店の販売車については総て、販売前にBEAT GRAGEさんにメインリレーと共にオーバーホールを依頼しております。
この場合は売約後の整備時に、何度も試運転を行いますので異常が発見されても問題無いのですが、ユーザー様(特に遠方のお預かりの場合等)の場合は何度もお預かりというのも中々・・・。
勿論!上記のような場合、予備ECUをお貸ししてお預かりしますが。ここ数年は上記の様な状況が続いております。で、今回はお客様の判断で新品のECUを装着させて頂きました。
但し、メインリレーは新品でも数年で輪切れが発生する事がありますので、盛り半だにて輪切れ対策をお勧め致します。
当店では総てBEAT GARAGEさんへ依頼しています。
読んでいただいてありがとうございます。
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