茨城県在住のM/N様にご成約頂いたビートの納車整備のご紹介となります。
この車両は当店の管理ユーザー様からご入庫した個体となり、前オーナー様が10数年間楽しくお乗りになっておられたました。
またその間には水回り一式や燃料系、RブレーキキャリパーASSYを含むブレーキ系、イソマサ車高調KIT、純正再販が叶ったステアリングラック系などの部位を、当店のご提案に沿って確りと施工実施済の個体となります。
今回のご紹介するのは当店が納車整備の際に必ず行うエアコン関連の整備の様子となります。
先ず最初にお話しして置きますが、この個体は今現在も快調にエアコンが作動しており、前オーナー様がお乗りになっていた十数年の間に、ガスチャージ等も含めて一度もエアコン系の整備を施工した記憶が御座いません。
世間一般的には🎯とでも表現するのでしょうか? (^^)v
では何故に❓普通に使えるエアコンをこのタイミングで整備するのでしょうか?(各パーツを新しいものに交換)
その疑問にお答えします。
それは毎度話の中に出てくる「立派な旧車であるビートは」の言葉が起源となります。エアコン系の整備施工の際にもれなく揃う新品部品の在庫数が急激に減少しているからです。
要するに、通常はお乗りになっている時に壊れてたら治すのが一般的となりますが、旧車はその時点で部品の供給が既に絶たれているのが一般的なのです。
車齢31年が過ぎても未だに未だ大方の部品の供給が有る「立派な旧車ビート」の状況に、決して甘えては為らないとい思います。
その様な訳で、このタイミングでのエアコン関連一式の交換施工を行います。施工内容としてはフロント周り、室内、リヤ側一式となります。
施工前にはエアコン自身は問題なく冷え冷えを実現しておりましたが、室内助手席側に装着されている丸い囲み部分の「エキスパンションバルブASSY」近辺から、少しずっではありましたがガス漏れを発症していました。
結果としては要交換時期だったようです。
併せて「エバポレーターCOMP」、「リキッドパイプ」、「エアーコンデショナー、サーモスタッド」、「エキスパンション、インシュレーター」と再販が叶ったヒーターブロアーの「モーターASSY」の交換を行いました。
中でも特筆したのが昨年秋口に漸く互換が叶った「クーリングファンモーターCOMP」※イソマサ対策部品の交換出来るようになったこと。
交換の結果として、熱交換率の大幅な改善を図ることが出来、過去に例を見ないような「強烈な冷え冷え~」の実現が叶いました。(*^。^*)
誤解のないように申し上げて置きますが、上記は単に部品の交換だけではなく、イソマサオート独自の部分対策も相まっての結果となりますことを付け加えて置きます。<(_ _)>
リヤ側、すなわちエンジン側に於いてはR12⇒R134フロンガスへ「レトロフィット」を行った「リビルトコンプレッサー」の交換を行いました。
それと共に、ほぼ同じ場所に位置する充電装置「オルタネーター」リビルド品もこのタイミングでの先回り予防交換しました。
※オルタネーターに於いても30数年前の「構成部品」をと考えれば、その部品の供給が叶う内に対策を講じるのが得策ではないでしょうか・・・。( ̄д ̄)
ご覧いただき、ありがとうございます。
Since 2006 isomasa web site Japanese text only
Copyright(C) 2024 isomasa auto All Rights Reserved. This web site is supported by DOSANITE
最近のコメント