このところ少しずつ作業依頼が増えてきたのが、ドアガラス・ドアーレギュレーター関連の整備です。
特にご相談が多いのが、パワーウインドウの上げ下げ時の作動不調の改善要望です。動きが悪くなっただけに留まらず、実際に作動しない個体も・・・。
因みに上記部品が左・右共に純正再販が叶った「パワーウインドウ、モーターA S S Y」となります。
作業はドアーライニングを外した後に、ドアー内部に取り付けてある各部品の取り外しからとなります。
左・右のフロントドアガラスASSYと共にドアーパワーレギュレーター、フロントドアガラスガイドレールなどの各部品を分解して取り出します。
そしてドアパワーレギュレーターなどの曲がりの点検や、清掃・給油の後に消耗部品の交換を行ないます。
その際には純正で手に入る「スタビライザー、ドアガラス」などは極力新品に交換します。
その後に部品の組み込み締め付け調整を行います。
この作業を行うと、走行の際に時折聞こえてくるドアー付近から聞こえてくる異音もほとんど聞こえなくなるという効能もあります。(^^)/
組み立ての際にはサイドガラスの位置調整を何度も繰り返し行いつつ、水漏れテストを終え、一通りの作業は終了となりました。
ご注意!
このところ上記状態と併せて、急に雨漏れを発症したなどのご相談も承っています。
検車を行うと、社外品「ドアウエッジダンパー」の装着が目立ちます。
現物は読んで字の如く「ダンパー」ですので、ただのゴムの押さえでは有りません。
硬度が硬いものを車体へ取り付ければ「カッチリ感」は増しますが、純正で補える許容範囲を超えた衝撃力を吸収できなくなります。
そして、その負担は各部へと現れ、雨漏れやパワーウインドウの動きなどに影響を与える可能性もおおいに考えられます。
その様な理由で、当店では取り付けをお勧めしておりません。
※旧車ビートの目指す道は、極力純正部品を使用して行う「原点回帰」が基本だと当店は考えております。
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