車検整備の際に、前・後足まわりのブッシュ類、ロッド類、エンジンマウントを交換しました。

埼玉県のK/A様ご所有の最終110型 VER-Zです。

 

 

今回のメンテナンスは車検整備及び前回までのメンテで残っている部分のパーツ交換です。この度のメインとなる作業は、フロントまわりの各ブッシュ交換一式とエンジンマウント全交換です。

 

 

いきなりの拡大画像、何処のブッシュか判りますか？コレが判る方はかなりの「びーきち」！正解はフロントロアアームの前側の「ロアアームブッシュA」です。このブッシュAともう一つのBを交換すると、高速道路の路面の継ぎ目や轍を通過する際に車体が受ける衝撃が大幅に軽減されます。

 

 

取付け場所は画像右側のアームの付け根です。

 

 

※外気温が10度以下の時、丁度今頃の時期にギャップを超えると決まってフロント辺りから「ギュウコッ！」っと鳴り出す音。

 

このロアアームブッシュBが原因の場合が多いですね・・・。まあ放っておいても、暖かくなると何事も無かったように聞こえなくなる音ですが・・・。(T_T)

 

 

スタビライザーのブッシュも交換。コチラのブッシュは左/右2個交換します。

 

 

通称串団子と言われるラバーAスタビライザーも左/右総て交換します。結構潰れて小さくなっていますね～　大変お疲れ様でした。m(_ _)m

 

 

 

更に折角の車検整備入庫です。足まわり測定も工賃に含まれますので、左/右タイロッドエンドASSYもお客様のご依頼にて交換しました。

 

 

続いては既に交換済リヤ側の画像です。因みにビートの場合リヤ側ブッシュ類交換の場合、殆どがロッドASSY交換となります。

 

 

前回作業しなかったエンジンマウント関係4か所5点も今回交換となります。

 

 

ミッションサイドのマウントです。アイドリング時のステアリングのブルブル振動。気になりますね～

 

 

トルクロッドの部分のブッシュが付いている部分、コチラも上記のブルブルの原因が大の部位。

 

 

エンジンサイドマウントです。コチラは取り外すと殆どがパックリと割れています。エンジンとミッションの加重をまともに支えている場所ですからね～。

エンジンマウントについてはビートの肝とも言える部分。

交換するとバラ色の展開が待っている方と、交換したが為に余計な部分のやれ・ガタ等が気になる方がいるのは否めません。

 

 

 

 

 

 

 

読んでいただいてありがとうございます。