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銀ビートは愛知へ!成約頂いた優良整備車の現状と納車整備の様子となります。後編

2023年11月05日

旧車を動かすのなら経年劣化の事実に目を背けず、確りと整備を施してから楽しまれるのが肝要。またその際には、「旧車であることを深く理解した専門店」で施工されることが大切です。

生誕30年を経過した旧車ですので、出来れば「純正再販部品」を率先して購入し、予防も兼ねた「先回り整備」を実施しながら維持して行くのがビートが唯一存続出来る道だとも思っております。<(_ _)>

 

愛知県在住のS/S様にご成約頂いた銀ビートの納車整備の様子の後編となります。

前編では前オーナー様により、上記の個体は今や製廃となって仕舞った貴重な部品をも含め、各部品がふんだに交換されている様子をご紹介しました。

 

それ以外に上記「ラジエターCOMP」なども同様で、新車時の物から「社外新品」へと交換しておりました。しかし今回改めて点検すると、取り付けから約7年程で部分的に水漏れを発症しています。

※既に製廃となってしまった「純正ラジエターCPMP」と比べると耐久性には大きな差があります。

 

そこで、現在は当店では良質な国産銅材を使ってのリビルド化した「銅2層式ラジエターCOMP」と交換対応しております。

 

また、エアコン関連については前オーナー様が約4年程前にその時点で揃う各部品交換を総て行っており、すこぶる快調です。

 

ですが、その間に純正製廃品だったエアコンの「クーリングファンモーターCOMP」がイソマサ対策部品としてラインナップに加わりました。

◎地球温暖化対策と共に、これから10年先迄も確りと涼しさを確保できることを思い、このタイミングでの追加交換としました。

 

既存のモーターと比較して新しいモーターは大容量を使用したことも手伝い「熱交換率が大幅にUP」します。その効能として酷暑時のアイドリング時でも冷え冷え~の冷風を吹き出します。

 

続いて純正再販となった「ラックエンドセット」の交換も行いました。交換に際してはステアリングギヤボックスを車体から取り外しての交換作業となります。

交換することによりコーナリング時の回頭性が大幅に向上します。(^^)/

 

サスペンションについては純正品が装着されいましたが、流石に新車から30年間19万キロ走行となりますと交換を余儀なくされます。こちらに付きましては「NEWイソマサ車高調キット」を標準車高で取付セッティングしました。

交換したことで輪だちやマンホールの出っ張りを乗り越えた際で起こる振りかえしも皆無となり、体にも優しい設定となります。※気になる方は是非!デモカーでご体験ください。

画像下側に光って見えるのが新品の「フロントキャリパーサブASSY」となります。因みにリヤ側については前オーナー様が前回の車検の際に新品に交換済みとなっております。

※オーバーホールした場合と比べてペダルを踏み込んだ際に「確り感」を体感できます。

 

「ヘッドライトユニット左・右」については展示前の加修の際に新品に交換済みです。

上記画像の四角い部品はお客様のご負担で取り付けた日本ライティング製「LEDキット」6000ケルビンの装着となります。

 

ざっとこんな感じで先回り予防整備(各部の部品交換)は完了。

継続車検を取得の後にロードテストを数回に分けて行い約200km程を走行しました。そして詳細各部の作動状況を確認し一部手直しを行い納車のご準備が整いました。

S/S様にご連絡をした結果。11月3日(土)に店頭納車させて頂きました。<(_ _)>

 

※ビートを購入する際の専門店からのアドバイスとなりますが、旧車は走行距離では無く、経年の中で如何に確りと消耗部品等を交換しながら大切に乘られて来たのかが「重要なポイント」となります。

 

 

 

ご覧いただき、ありがとうございます。

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