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オーバーホール済エンジン搭載の際には、将来を鑑みて付随する部品も一新しています。

2024年09月17日

旧車を動かすのなら経年劣化の事実に目を背けず、確りと整備を施してから楽しまれるのが肝要。またその際には、「旧車であることを深く理解した専門店」で施工されることが大切です。

 

他店でご購入された後に総合整備のご相談でお預かりしたビートのエンジンリフレッシュの様子をご紹介いたします。

先ず、その経緯としては昨年春先のこと「幌・スクリーン張替」についてお問合せを頂きました。<(_ _)> 車歴としてはワンオーナーで走行約7万キロ程の個体。

ビート乗り1年生としては半ば当然とも思われる行動として、ビートを手に入れた直後に先ずは遣れた幌をリフレッシュ一新し「ビートライフスタート!」と行きたい!そして兎に角早く乗り回したい・・・

 

と言う訳で、幌のご相談も含めての検車の為に来店頂きました。

すると各部の経年劣化に依る瑕疵部分や直近で不具合を発症しそな部位が見つかり、走行に支障を来す部位から回帰を行うプランをご提案させて頂きました。

その後、各部位について何度かのリフレッシュ作業を経て、この度はエンジン本体及びトランンスミッション本体のリフレッシュも承りました。

 

但し、今回はレアなケースとして現車に乗りながら別コアを使用して製作したリフレッシュ済エンジン&リフレッシュ済トランスミッション(イソマサ対策部品LSD装着)の搭載となります。※時勢がら本来の性能を発揮でき得る「ベースエンジンやトランンスミッション」は少なく、確保出来るまでに暫く時間を頂きました。

先ずは、車体から既存エンジン本体を取り外し、リフレッシュ済エンジンに補器類を移植する事となります。

 

しかし、ここで一考・・・今回のエンジンリフレッシュを行った理由は何だったのでしょうか?

当然!「出来るだけ長く乗りたい」の答えしか見つかりませんね!

 

でも、果たしてエンジンやトランスミッション本体だけをリフレッシュしたからと言って、本当に安心してビートを末永く乗って行けるのでしょうか?

 

上記は通称EACV「エレクトロニクスエアーバルブASSY」と各「ウォーターホース類」5本使用※一部イソマサ対策部品の参考画像となります。

 

一般的な車修理の場合だと使える部品出来るだけ再使用をと考えるのが常。勿論!過去の於いてはビートの場合であっても同様の手段を取っていた時期もありました。

 

上記は「ディストリビューターASSY」の参考画像となります。

しかし、旧車となったビート対する措置は本当にそれでよいのしょうか?

 

イソマサオート的にはこう考えます。

新車時には総て部品が新品で、その間に部品が何度かあったとしても、今回のタイミングでの一新が大切だと。

※直近に交換履歴が有る部品はこの限りではない場合も有ります。

 

上記は「A・CジェネレーターASSY」の参考画像となります。

そこ迄すれば完璧か?と問われれば、ハイそうですとは言えません。

しかし、先ずは今後10年先迄を考えての総合リフレッシュが目的で有れば、現状入手が叶う部品は総て交換及びリビルド化を「はかる」ことが重要だと考えます。

 

上記はエアコンの「コンプレッサーCOMP」の参考画像となります。

何を言いたいかと言うと、今交換して措かないと大好きなビートを快適に乗れなくなる時が遠からず訪れるからです。

 

上記は「スターターモーターASSY」の参考画像となります。

中でも最悪なのは「お金を出しても必要な部品が手に入らなくなるという現実」。なので、プロショップとして日頃から「部品交換又はストック」を促すことに対する啓蒙活動に力を注いでいるのです。

 

しかしながら今となっては、自らが日頃からビート乗っていないと本来のビート乗りの悩みは判りずらいとも考えます。

小生をはじめとしてスタッフ全員が現役のビート乗りであるイソマサオートに於いて、特に店長の場合は日々約150キロをビートで通勤する中で発症する現象を分析し、出来得る限り他車種流用等を図り、安全性等の確認を行いつつ「整備費用のコストダウン」を目指しています。

 

 

また製廃部品でどうしても必要な部品については、必要性の優先順位を考えながら自主製作を行い整備に対応させて頂いております。

今後も皆様と共にビートライフを出来るだけ長く楽しんで参りたいとの思いからなのです。

 

ビートに末永くお乗りになりたいと切にお考えの俳は是非!ご相談くださいませ。m(__)m

 

追伸、

当店のブログに公開された過去記事をフェイスブックで、最新情報をインスタグラムで日々ご紹介しております。

 

 

 

ご覧いただき、ありがとうございます。

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