この時期、毎年恒例?というか日中汗ばむ時期にになると依頼が増えるのがエアコンの修理です。
作業的にはフロント側・室内・リヤ側と大きく分けて3箇所のメンテナンスをします。新車時から年数が経っていない時期には部分的にパーツを新品に取り替える部分修理をしていた時期がありましたが・・・。
しかし、ここまで年数が経過てしまうと総合的にパーツ交換をしないと、交換しなかった部分に負担が懸かりメンテ後、即再修理・・・という結果も多々ありえます。
フロント側コンデンサーASSY・リキッドタンク・レシーバーパイプ等を交換。
下側から見た画像空いている部分にコンデンサーを装着します。右側にはラジエーター本体が装着されています。
続いて室内のメンテナンスとなりますが、ヒーターブロモーター、エバポレーター本体を取り外し
エバポレーター(銀色)・エキスパンションバルブ・リキッドパイプ・サーモバルブ等も総て交換。
画像は新品のエバポレーター
コンプレッサーもリビルト(再構築)ASSY交換。※冷えにコダワリR12フロンガス仕様にて対応。
ご希望にてレトロフィットも可能です。(R12仕様から→R134仕様へ)
※以前はエアコンをオン・オフした時にカチン!と音がする部分であるフィールドコイルのみを交換していましたが・・・。最近は本体からのガス漏れ等も増えてきた為、当店ではASSY交換としています。
トランクリッド側から見て左側に装着して完了。
この後、専用装置により接続した配管内を真空の状態にして最低24時間以上放置にてガス漏れをチェック後、
R12フロンガスを充填し作業完了となります。
<重要事項>走行中に急にエアコンが効かなくなった場合のトラブル回避の肝。
①エアコン使用中にエアコンが効かなくなり、
更にヒーターパネルの画面が消えたら即エンジン停止。
②ACスイッチボタンをを戻し以後押し込まない事。
③ステアリング右下ボディー側のヒューズボックス内手前下側の
「アクセサリー7.5Aヒューズ」を予備ヒューズと交換。上記にて応急対処終了!
エアコンとラジエーター電動ファンが同電源の為、ヒューズ切れのまだとラジエーター電動ファンが回らず、其のまま走行を続ければエンジンがオーバーヒートする可能性大!
最悪はエンジンブローにも発展する・・・。怖~ あくまで応急対応につき其の後は主治医の工場にご相談ください。
読んでいただいてありがとうございます。
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