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トランスミッションからのオイル漏れは思わぬ部分がトラブル場合も・・・

2025年07月16日

旧車を維持してゆく為には経年劣化の事実に目を背けず、確りと整備を施してから楽しまれるのが肝要。またその際には、「旧車であることを深く理解した専門店」で施工されることをお勧め致します。

 

前回の続編的な記事となります。

ホンダビートのクラッチの「スベリ」でお預かりしましたが「スベリの原因」がトランスミッション本体からのオイル漏れと断定し、当初予定していたクラッチと併せてトランスミッション内部の再構築化を行いましたが。

 

今回の様にミッションとクラッチの間にミッションフルードが漏れ出ると、ご覧の様に思わぬ部位にも痂疲が生じる場合もあります。

上記が取り外したスターターモーターASSYとなりますが、なにやら部分的に「オイルまみれ」となっています。

 

スターターモーターASSYはトランンスミッションケースの丸い穴の部分装着されています。

 

上記はスターターモーターASSYのドライブサイドライニング部位の拡大画像です。

イグニッションスイッチONすると、内部のピニオンギヤがフライホイールCOMPとが瞬間的に噛み合いエンジンが始動します。

しかし飽くまで電装部品ですので流石に「フルードまみれ」は問題となり、ショートなどすれば最悪は「車両火災」なども誘発する可能性も否定出来ません。

 

上記を考慮した結果スターターモーターASSYを交換する事になりました。しかし新品は既に製廃となっていますので、リビルド品(再構築部品)を使用して対応しました。

 

 

 

ご覧いただき、ありがとうございます。

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