トランスミッションのメンテナンスの様子です。
先ずはこの画像からご紹介となりますが、
この四角いパーツが何だかお判りの方はかなりのメンテ通です。
答えはトランスミッションのケース内側下部に標準で装着されている磁石です。
金属粉等を集めて、ギヤやシンクロ等に付着するのを防ぐ役目をしています。
でもチョット変ですね~何ですかこの破片は?
この金属破片の正体は・・・これです!。
カウンターギヤのスプライン部分が欠けてしまっていますね~。
以前にも同じような事例は御座いましたが、
恐らく走行中のシフトミスが原因かと思われます。
(※具体的に言うと4速⇒3速間違って1速へシフトダウン等)
破損したカウンターギヤは本来、このファイナルギヤとかみ合います。
手前右側の黒い穴の部分にカウンターギヤは取り付けられています。
構成からして破片が磁石に付く前に他のギヤやシンクロ部分にも
「一時的に噛み込んだ」可能性が無いとも言えません。
当店の対処法としては、この既存ミッションASSYの再使用を断念し、
中古ミッションASSYを使用してオーバーホールを実施する事にしました。
また今回のメンテはトランスミッションの各パーツをWPC加工処理も施工します。(^^)/
コラボ先に各パーツを送ってWPCが仕上がってきましたら、
ミッション組み立ての様子を画像にてアップしたいと思います。
読んでいただいてありがとうございます。
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