最近のビートメンテの定番の一つである水まわりメンテの様子です。
真っ白に粉を吹いたような各ホースホース類。
小生の地元、茨城県ひたちなか市名産の「干し芋」だったらかなりの良品。
とっても甘そう~な感じです。(^_^;)
走行距離約59,000キロの個体の物です。
長期間乗らずに保管(放置?)されていた個体だそうです。
この錆びたパイプの溶接部分から突然水漏れが発生します。
しかし、ウオーターラインが長いので水が無くなっていても、
急に水温が上がったりはしないのがビートの問題点でもあります。
タンク下側の突起部分にも水圧が掛かったホースが付いていますが、
この樹脂部分がポキッと折れるか又は亀裂が入ればラジエーターのクーラント液は漏れだし、
そのまま放置すれば、オーバーヒートを起こしエンジンを冷却できなくなります。
毎度のお話ですが、ビートの場合はエンジンシリンダーヘッド及びシリンダーブロック共にアルミ製の為。
オーバーヒートは大敵! そのような状況に陥れば双方ともに熱による歪みが発生することは必修。
エンジンオーバーホールの際、「本体使用不可」となる可能性も高くなります。
水まわりをメンテする際は、部分的交換を避け、関係部位の全てのパーツを新品交換されるのがベスト!
ケチって全交換を怠たると交換しなかった部位からトラブル発生し、
強いてはエンジン本体破損等の大トラブルへと発展するのです。(>_<)
読んでいただいてありがとうございます。
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