茨城県在住のY/K様にご契約頂きました黄びーです。
車検整備を主体にした納車点検整備の様子を数回にわたりご案内致します。
先ずは水まわりのメンテナンスです。
このメンテナンスはラジエター本体・SW・ウオーターパイプ・ヒーターホースを含む、
E/Gまわりホース・サブタンク・ラジエーター電導ファンモーター・ファン等の全て新品パーツに交換する作業です。
実費にてメンテナンスですと20万円強のご予算が必要になる作業です。
既に5本全ては新品にて揃わなくなってしまったE/Gまわりのウオーターホースを交換。
更に今回は前オーナー様が約10年前、5.9万キロ時に行ったTベルト/WP関係のメンテも同時に施工します。
※現在の走行距離数は9.4万キロですがウオーターポンプ等の劣化が心配ですので・・・。
前回のTベル関係交換時からの走行距離はデーター上では約3.5万キロ。
黒い物体は?オイル漏れではなく「カムギヤの内側」に取り付けられている「シリンダー判別センサー」から、液体では無く、熱で溶け出したような指で触ると堅い物がエンジンの下側へと流れ出してきています。
最終的にはサーモスタッドのキャップの処まで垂れてきます。
※短期間での1~2万キロ走行の場合はあまり見受けられませんが、経年の場合は結構このように流れ出てきています。
当店の場合はクランク/カムオイルシールと共に交換必須パーツです。
シリンダー判別センサーが本当に故障した場合の症状ですが、E/Gチェックランプが突然点灯する時に限りエンジンが吹け上がらなくなる現象が過去にありました。
更にE/G周りもメンテします。
定番のディストリビューターの状態。
画像では見にくいですが、ディスビ下側に装着されている油圧クラッチスレーブシリンダーの状態も点検します。
メンテは更に続く
読んでいただいてありがとうございます。
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