安い・高いでは語れない。
この車でなければ味わうことのできない感覚が、確かに存在します。
ビートがサーキットを走る姿を思い浮かべてください。
アナログ車には、操る歓びが詰まっています。
人の意思がダイレクトに伝わり、機械がそれに応える——その一体感こそが最大の魅力です。

去る3月31日(火)、日光サーキットのスポーツ走行へ出向きました。
今回の主たる目的は、お客様であるI氏のご子息・S君のサーキットデビューに立ち会うことです。
しかし天気予報は見事に的中し、到着直後はご覧の通りの雨模様。

それでも、S君がライセンス講習を終えて教室から出てきた頃には、空は明るさを取り戻し、雨もぴたりと止みました。
まずはお父様であるI氏より、走行前の一連のルーティーンを学びます。
画像はリヤナンバーを取り外し、タイム計測器を装着している様子です。

準備完了。
いよいよ初出走を迎えたS君。
ステアリングを握る姿からは緊張感がひしひしと伝わってきます。

もっとも、近年はドライコンディション時には出走台数も多く、かえってプレッシャーが増す傾向にあります。
そういう意味では、この日のコンディションはむしろ好機だったかもしれません。
まだ路面に水気の残る中、いよいよコースイン。
その後は小生が先導し、数周を周回しました。
徐々にペースが上がり始めた矢先、管制塔から赤旗。
10コーナー先を見ると、1台の車両がコースアウトしています。
このような場合は復旧完了までコースアウトし、進入路で待機するのが基本となります。
小生は減速し左ウインカーで合図を送りましたが、状況判断は容易ではなく、S君はそのままもう一周。
そこでI氏に合図をお願いし、無事にコースアウト。
デビュー早々、まさに“サーキットの洗礼”を受ける形となりました。

その後、2ヒート目にも出走。
さすが若さと言うべきか、順応の速さには目を見張るものがありました。
走行前に掲げていた目標通り、タイム表示盤で自身のラップタイムを確認する余裕も生まれたようです。
ちなみに、ビートとトラックが並ぶ不思議な光景は、日光サーキットのすぐ脇を東北自動車道の下り線が通っているためです。
今回の参加者は、撮影を担当いただいた赤ビートのN氏、銀ビートのU氏、I氏とご子息S君、そして小生。
また次回もどうぞよろしくお願いいたします。
今回も実に楽しい一日となりました。
ご覧いただき、ありがとうございます。
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