この度はご縁がありまして、アメリカ人のN/K様にH3年式黄びーをご成約頂きました。
日本には今までに何度もお仕事で来日されているそうで、今回は6月に来日されてとのこと。
そしてとても流暢な日本語をお話になり、英語の判らない小生でも、お陰様で商談はスムーズに進みました。(*^。^*)
本国ではロータスエリーゼを所有とのこと。それもあって、日本での足はBEATと決められたようです。
それともう一つの決め手は車令25年を過ぎた旧車はアンティークとして本国へ持ち帰る事が出来るとの事。先ずは来年H3年式から順次該当と言う訳。
ご本人曰く、外装関係のメンテナンスについては本国でも問題ないと思うのですが、旧車の為、エンジン・足まわり・水まわり・ブレーキ系他総合的にメンテナンス済の個体を持ち帰るのが理想的だと仰っております。
そうですね~最近は国内でもパーツの調達が微妙な状況になっていますから・・・。
ラジエーターを含む水まわりも既にメンテナンス済。
クラッチホース・クラッチマスター・スレーブシリンダー等も既に新品交換済。
現在の走行距離9万キロでタイミングベルト関係もH20年の6万6千キロ時に交換履歴が有りますが、ウオーターポンプが心配ですので迷わず関連部品も含め全交換を実施する事としました。
タイミングベルト切れの原因は、以前頻発した「ディストリビューター本体のベアリング固着」※メーカー対策済み。だけではなく、同じく回転部分である上記も心配の種でもあるからです。
サーモスタッドハウジンングのボルトを外した画像となります。
状態から前回のタイミングベルト交換作業時にも交換されてであろう「サーモスタッド」本体です。
使用した走行距離等を考えると、一見、再使用が可能なようですが・・・。詰らないところをケチるのはトラブルを誘発する可能性がありますので、迷わず新品と交換としました。
※劣化にて開きっぱなしは「オーバークール」開かなければ「オーバーヒート」を誘発し、強いてはエンジン本体トラブルを誘発します。
既存装着されていたタイミングベルト関係のパーツとなります。
交換予定のアイドラープーリーを省き、再使用するボルト類については上記の様に綺麗に並べておきます。
ウォーターポンプを装着した画像となります。
シリンダー判別センサーも勿論!交換。
その他ブレーキホース・ブレーキキャリパーASSY等も直近で新品に交換済で、ブレーキ系は当面安心です。(*^。^*)
当店の販売車両は管理ユーザー様からの入庫が殆どのため、一定のメンテナンスが済んでいる個体が比較的多目となります。
その状態から更に追加整備を施してお乗り頂いている訳ですので、同時に安全と安心もご提供させて頂いております。<(_ _)>
近い将来、米国に行く可能性も高いので、日本にお出で頂いている間に各部のメンテナンスをご提案差せて頂き、来るべき時にはベストなコンデションで持ち帰れるようにお手伝いをしたいと思います。
読んでいただいてありがとうございます。
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