エンジンオイルフィルターのお話です。
※オイルフィルターは画像真ん中辺の丸い部分に装着します。
オイルフィルターの役目と言えばエンジンオイルの冷却と併せ、燃焼にて発生するカーボン・スラッジ等の除去を目的としています。
上記画像はオイル交換の際、新品オイルフィルターに新油を並々と注いだ状態の画像です。
フィルターの中のろ過紙に吸収されて油面が下がっている様子ですが如何でしょう?数秒後には「グイグイ」とオイルが減って行きます。(@_@)
日頃からオイルメンテナンスを頻繁に行っていて気が付いたのですが、純正品でも300個に1個くらいの確率で吸い込みの悪い物も中にあります。(;^ω^)
そんな訳で、毎度、フィルターに新油を注いでテストを行い取り付けております。
※高回転型エンジンであるビートの場合。「安価な粗悪品」を使用したりするとエンジンの寿命を縮める要因となりかねない事をご認識ください。
また、ここで問題となるのがフィルター交換のサイクルとなります。
現在の車は別として、この時代のごく一般的なオイル交換のサイクルはと言えば、確か、一般車は5000キロ走行毎にオイル交換でオイルフィルターはオイル交換2回に1回交換。
スポーツ車は3000キロ走行毎で、フィルターは矢張り2回に1回交換のようなサイクルが一般的だったかも知れません。
では、ビートの場合はどちらが好ましいでしょうか? 当然!!小生としてはスポーツ車の間隔にてお客様にお奨めしております。
只、上記の画像をご覧になってフィルターの役目を考えると、あの、小さなエンジンを酷使して高回転にてブン回る様を想像したら、毎回交換してあげたい気持ちになりませんか?
小生もある程度の年齢となり感じることは、自分の血液も何時も「綺麗でサラサラ」が良いと体感しております・・・。
ですからビートも同じかと思いまして・・・。(*´ω`*)
上記画像は電子式トルクレンチを使用してドレーンボルトを規定トルクで締付けているところのです。
オイルフィルター&ドレーンボルトですが、適当に扱っているとある日突然オイル漏れが止まらなくなることも・・・。
オイル漏れ等の要因の一つとなっておりますので、締め付け過ぎは特に要注意しましょう。
思い起こせばビートのドレーンコック、今までに何回を開け締めを繰り返したことか・・・。( ̄ー ̄)
それでもって材質はアルミ製ですので経年と併せて考えれば、優しく扱ってあげたいものです。
読んでいただいてありがとうございます。
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