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箱替え目的でエンジンを車体から取外しました。そしてエンジンヘッドカバーを開けて診たら・・・。(-_-;)

2019年07月12日

突発的な事故にて愛車ビートのボディーを痛めてしまい破損部位と修復費用をを検討の結果、ボディーの修復を諦め箱替え(他のボディーとチェンジ)と相成りました。

 

現況、特にエンジンには何ら問題も無く絶好調!!でしたが新しいボディーに載せ替える前に、このところビートで症状を多くみられる「シリンダーヘッドガスケットの抜け予防対策」を施工することとなりました。

 

 

折角エンジン内部を整備するのですから、オイル下がりの防止の為「バルブステムオイルシール」や各Oリング等のパッキン類も当店の場合総て交換となります。

 

また以前に他店にてオーバーホール履歴があるエンジンの為、特段大きな瑕疵もないだろうと思いながら早速エンジンヘッドカバーを開けて診たら・・。

何と!!バルブスプリングが斜めに曲がっておりました。

 

考えれれる要因は二つ考えられ、

当初は組付け作業時のオーバートルク等の問題とも思いましたが、曲がっているバルブを調べると社外品「強化バルブスプリング」が装着されており、純正品と比べた場合の耐久性は正直、小生も分りません。

 

 

更に分解作業を進めサイドのカバーを取り外し点検してみるとタイミングベルトがパンパンに張ってあり、更にウオーターポンプを取り外して回してみると、ゴロゴロと大きめの異音も発生しておりました。(*_*)

 

勿論!毎日のように使用されていた個体でもあり部品の劣化も当然あるとは思いますが・・・。

 

推測するに技術力は有れど、ビートには余り精通していない工場にて前回のオーバーホールは実施されたものかも知れません。”(-“”-)”

 

 

という訳で、急遽、シリンダーヘッドのオーバーホール作業を実施することとなりました。

 

 

上記画像が取り外されてヘッド周りのパーツですが、バルブスプリング同様、全てのパーツの痛みが激しく再使用を断念!(~_~;)

 

 

バルブスプリングのほかにロッカーシャフトやロッカーアーム類及びカムシャフトASSY等も総て純正新品パーツで交換としました。

 

 

上記はシリンダーヘッド修正作業中の画像で、バルブシート部分とバルブのあたり付け作業の様子です。

 

その後、IN&OUT共に純正新品バルブを装着しました。

 

 

上記画像はバルブクリアランスの調整作業の様子です。

 

 

シリンダーブロック点検及び面修正の後、歪対策パーツと共に新しいシリンダーガスケットを装着にてエンジンを組み上げました。

 

 

M/O様 

生まれ変わったエンジンで思う存分ビートライフをお楽しみください。!(^^)!

 

 

 

 

 

 

読んでいただいてありがとうございます。

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