7月末頃に既存装着エンジン本体をリフレッシュ目的で車体から取り外し、エンジン製作コラボ先にてリビルド化(再構築化)を図っておりました。
そして本来ならば9月中旬頃までに完成予定でしたが、紆余曲折御座いまして実際には約4週間程遅れて出来上がりです。
今回の完成が遅延を招いた理由は最近良くアナウンスしている部品の入荷遅延の問題では無く、もっと深刻な問題が発生。( ..)φメモメモ
※上記画像は過去記事ご紹介の際に使用したもので参考画像となります。
それは各部品の測定・計測作業の際に確認されました。その内容としては測定した際一部部位に於いて数値が基準値から外れているとのこと。(~_~;)
※上記画像は過去記事ご紹介の際に使用したもので参考画像となります。
具体的に申しますとこのエンジンは過去にタイミングベルト切れを起こしたの履歴が有り、再生の際にシリンダーヘッド面とシリンダーブロック面へ過剰な面研磨作業行った形跡やシリンダーライナー部にも亀裂が・・・。
今回ご依頼のリビルド化(再構築化)にあたり完成後の本体の耐久性(2年間又は4万キロ迄保証)を考えるとそれは難しく・・・。止む無く不具合のないの無い別のエンジン(中古)を探し、リビルド化(再構築化)を計らせて頂きました。
折角ですので普段は珍しいこんな事例もある事をご紹介しておきます。
下記はシリンダーヘッドの不具合事例のご紹介となります。
※上記画像は過去記事ご紹介の際に使用したもので参考画像となります。
こちらは実走行11万キロのエンジンをリフレッシュ目的にて分解点検した際に見つかった非常に珍しい不具合となります。
※上記画像は過去記事ご紹介の際に使用したもので参考画像となります。
それはシリンダーヘッド本体に発見されたました。
※上記画像は過去記事ご紹介の際に使用したもので参考画像となります。
拡大してみるとご覧の通り本体に「ヒビ」を発症しています。推測するにこれは製造時の問題で有り一定の期間を経て表面にその症状が現れたという極めて珍しいケーズです。
という訳で、いよいよ後半の作業は再開となります。
作業の様子は其の3でご紹介となります。
ご覧いただき、ありがとうございます。
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