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成約車バモスの納車整備の様子です。お客様と御相談にてリビルドエンジンを搭載しました。

2019年07月08日

茨城県在住のT/W様にご成約頂いたH17年式 バモス Lタイプ 5速マニュアル車です。

 

T/W様に於かれましては近場周り使用の際、小回りが利き、更にキビキビと走り運転していて楽しいお車をお探しとのことでした。

 

その最中、たまたま当店のブログをご覧になり、ビートに酷似した乗り味のバモス5速マニュアルに興味を持たれたそうです。

 

 

そんなこんなでご自宅から近い事も有り、早々にご来店にて当店の試乗車 バモス5速、平成最期のワイヤー式アクセルレスポンスを体験され、そして、オ~ォ、これは中々面白いと言って頂き、ご購入の運びとなりました。(^^)/

 

 

現車のオドメーターをご覧頂けば判りますが、走行距離12.5万キロですのでマダマダ乗れます。更に他店でタイミングベルト交換は施工済となっておりますが、当店では納車整備時にタイミングベルト関係一式を含めシリンダーヘッドガスケットも交換します。

只、何時までエンジンが持つのかと言われれば、既に10数年の歳月は過ぎている訳で・・・。

T/W様、是は是はこれで希少なクルマなので大事に末永く乗りたいとのご意向もあり、そうであればと「エンジン本体のリビルド化」をご提案させて頂きました

 

 

本来、当店では納車整備費用は車両代金に含まれており、車両代+保険・税金他=乗り出し価格となっております。

当店でのエンジン回りの整備コストを考え、差額は10万円+税を追加でご負担頂いてご依頼を賜りました。<(_ _)>

 

 

この個体は千葉県の市街地で使用されていた為、塩害等はの影響は皆無で大きな瑕疵も無く一見再使用可能の様です。

しかし、今後の長期使用を考えた場合、年式的に先輩格であるビートと同様と考えるのが当然の事。

その様な訳で、年数を重ねた車両のネックである「水まわりのトラブル回避」は必修となりますので、このタイミングにて水まわりパイプ・ホース類一式交換としました。

 

 

バモスは平成30年5月まで新車が販売されていましたので、当面の間は製廃等の心配も無く部品はほゞ総て揃います。更に部品価格も非常にリーズナブルです。

因みに新品ロアアーム1本の価格は9,400円 

※3月までは8,160円でした。

 

 

ビートの「ディストリビュータ―」と同様の役割を果たす「イグニッションコイル」も新品に交換。

 

 

ビート同様に通常は約15万キロ走行辺りで不動となる「ラジエーター電動ファンモーター」もこのタイミングで新品交換。

但し、エアコン掛けたままで駐停車使用が多い場合は、負担も増大し自ずと劣化が進みますので更に早期での交換が好ましいと思います。

 

 

ウォーターパイプ等については耐熱防錆塗装を施しての装着。その他各部も総合的に点検整備の後に車検を取得。

 

 

外装クリーニングを済まして無事T/W様へ納車の運びとなりました。

 

残るはオーダー注文中の「フジツボ製スポーツサイレンサー」入荷待ちのみです。

 

 

 

 

読んでいただいてありがとうございます。

 

 

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