ホンダバモス5速マニュアル車の納車整備の様子をご紹介致します。※尚、当店では車両販売価格に納車整備費用が総て含まれています。(追加作業ご依頼の場合は別途)
東京都在住のT/K様にご成約頂いた平成26年式バモスGタイプ走行8.4万kmローダウンモデル希少色バニラクレムとなります。
T/K様はS2000(AP2)をご所有でして。そのほかに通勤の足としてATの軽自動車をお乗りでした。
しかし、その通勤専用の愛車も何かと手の掛かる年式となり、再整備して乗るのならば他の車種との乗り換えを検討していた折りに、決して速くはないが、自身で操る感を体感できる「バモス5速マニュアル車」の存在に気つ”かれ、当店へご来店頂き、この度ご成約頂きました。<(_ _)>
この度は平成26年式バモス最終モデルの納車整備となりますが、日頃から行っているビートの整備からすると、まるで新車の点検整備を行っているのと錯覚して仕舞う程の程度の良さです。(*^-^*)
しかしながら、矢張り機械物ですので経年劣化で交換を余儀なくされる部位がある事は否めない事実。この個体についてもビートでも実施している先回り予防整備を各部行ってご納車させて頂きます。
バモスやアクティの「ウイークポイント」である「クーリングファン、モーター」。構造上エアコン「コンデンサーCOMP」とエンジン冷却を主目的とする「ラジエターCOMP」を同時に冷却する役目を果たしています。
従って、常時動いていると言っても過言ではない部品となっており、更に地球温暖化の昨今に於いては常にエアコンON状態も想定されます。
その高負荷に依る「クーリングファン、モーター」の負担を考慮した結果。一寸早めとは思いますが迷わず交換を選択。また、信頼性をとの思いから「純正品」で交換しました。
色々と申しましたが、早期対応を行うの理由は「オーバーヒート」の防止対策です。
ブレーキ系についてはブレーキキャリパーサブASSYの作動状況を確認の後、約7割の残量を残っている「フロントパッドセット」ですが、新品に交換する共に「フロントブレーキディスク」も併せて交換しました。
同時交換とした理由は、ペダルを踏み込んだ際に足元に伝わる振動「ジャター」や「ブレーキ鳴き」を回避すべき措置です。
そうなると当然「タイロッドエンド、ブーツ」やロアアームの「ボールジョイント、シール」も左/右共に交換しました。
車検に受からない状態では有りませんでしたが、この様な部位は得てして暫く動かしていない個体が急に動き出すと直ぐに亀裂が発生してしまう部位でもありますので・・・。
その他各部の点検も念入りに行います。
流石に平成26年式。上記以外特に手直し箇所は見当たりませんでした。
この個体は特に塩害地域で使用された訳では無いのですが、バモスやアクティの肝的部位なのか?水まわりの一部のパイプ部分に他と比較して劣化が著しい所があり、当店では整備を行う際に必ず交換しています。
極端に言って仕舞えば、その部位さえ交換して置けば、水まわりのトラブルが回避される的場所でもあります。施行の様子は後編でのご紹介となります。
この後の作業内容は車歴と現走行距離的には一寸早めの措置となりますが、「ウォーターポンプCOMP」交換を含めた「タイミングベルト関係一式」交換の様子となります。
ご覧いただき、ありがとうございます。
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