旧車を維持してゆく為には経年劣化の事実に目を背けず、確りと整備を施してから楽しまれるのが肝要。またその際には、「旧車であることを深く理解した専門店」で施工されることをお勧め致します。
専門店の役目とは、各部をどのタイミングで整備するのが愛車にとって有意義なのかを都度的確にご提案させて頂くことです。
千葉県在住のT/K様にご成約頂いた平成20年式バモスMタイプF5マニュアル車、走行99530kmの納車整備の様子のご紹介の後編となります。
以前から何度もご紹介している通り、F5マニュアルのギヤ比はビートとほぼ同等の為、高回転でのシフトチェンジが可能。車を操っている感が強く運転がとても楽しいです。
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ということで、この度はT/K様のお父上がビート乗りである関係で、免許取得後初の愛車としてバモスをご成約頂きました。
前回のご紹介ではフロント側のブレーキを含めてのハブベアリング交換を行い、その後はフロント側と同様にリヤ側についても是からお乗り頂くお客様のことを思いながら「先回り予防整備」を行います。
リヤ側「ハブベアリングASSY」とブレーキ「ホイルシリンダーASSY」を交換。
車齢16年目となる個体ですが、この様に各部を確りと整備施工することで、今後も末永くお乗りになれると思います。
リヤ側左・右の「ドライブシャフトASSY」については未だブーツ切れなどは無く暫くの間は使用が可能と思われます。しかし、一部ブーツに劣化が診られた為。大事をとってリビルド品と交換としました。
フロント側と共に「リヤブレーキホース」も交換としました。
最後に「エキゾーストサイレンサーCOMP」を装着して、足まわりの作業他走行に関して重要部位の整備は終了となりました。
その後はバモスの泣き所とも言える部位の改善を行います。
その症状とはキーレスを使用してもリヤゲートが開かないという症状です。
現況症状は出ていませんが、経年で必ず発症しますので、先回り予防整備の一環として
リヤゲートの内張りを外し、
「テールゲートロックASSY」と「テールゲートアクチェーターASSY」の交換も行いました。
この後は新規車検を取得した後に試運転を開始します。
T/K様、ご納車まで今しばらくお時間を頂戴いたします。
ご覧いただき、ありがとうございます。
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