close >>

最近アクセス数が非常に多いのは「シリンダーヘッドガスケット抜け」記事です。

2019年09月18日

このところ連日アクセス数が非常に多いのは「シリンダーヘッドガスケット抜け」の記事。では、何故、「シリンダーへッドガスケット」が抜けるのか? 実際に発症してしまったらエンジンは如何なるのか?についてご説明します。

先ず、どうして発症するのでしょうか? ビート専門店として、数々の検証を踏まえ、よくある発症要因をご紹介致します。(>_<)

①経年劣化による、エンジン本体に付属する各パーツの問題。※具体的に燃料を噴射するインジェクターの詰まりや、ディストリビューターを含む電装系パーツの作動不良。

②通常走行での減速の際、本来はブレーキングと共にシフトダウンが望ましいが、高回転域から一気にシフトダウンするようなエンジンブレーキの常時使用が原因となります。

また、問題なのは発症していても、余程の末期症状でない限り、ごく普通に走れてしまうので、発症に中々気付かないのがビートの現状です。(^^;)

◎あくまで推測となりますが、ビートを販売している店でも「シリンダーヘッドガスケット抜け」につては、恐らく気がつかずに販売している場合も少なくないと思います。(-_-)

上記に対し、心当たりが有るお客様で、不安を感じてお出での方は是非一度点検にお出で下さい。(点検無料)

 

※上記画像は参考につき別車輌の物を使用しております。

「シリンダーヘッドガスケット」とは、簡単に言うと、エンジンの冷却とエンジン内パーツの潤滑を目的に設けられている水穴と油穴の部分をセパレートしているパッキンを指します。

上記、指をさしている部分が「ウオータージャケット」で、上下4カ所の穴が「オイルライン」となります。

また、左下側部分に「オリフィス」と言う部品があり、オイル交換頻度や粗悪オイル使用が原因で詰まり、ピストン&シリンダー焼きつきを発症の要因となります。

 

※上記画像は参考につき別車輌の物を使用しております。

軽症の場合は、シリンダーブロックとシリンダーヘッド表面をオイルストーンを使い、歪み凹凸を研磨修正を施し、「シリンダーヘッドガスケット」を交換すると言うのが一般的な施工内容となります。

 

更に一般的には「シリンダーガスケット」交換と併せて「シリンダーヘッド周りのオーバーホール」という作業も実施します。その際にバルブステムオイルシールやプラグホールのパッキン等の交換により、減速時の白煙やプラグホールにオイルが溜まる現象は解消します。

 

しかし、エンジン腰下であるシリンダーブロック側を除く、腰上だけのメンテナンスですので、「ハーフオーバーホール」とでも言った方が判りやすいかも知れません。

 

さて、「シリンダーヘッドガスケット」の交換(腰上メンテナンス)で、果たしてエンジンは完全にリフレッシュされたのでしょうか・・・? その答えはノーです。

たとえ「シリンダーヘッドガスケット」交換で冷却水の減りは解消出来ても、経年劣化でよく見られるオイル消費や出力低下は改善出来ないからです。(>_<)

※過去に腰下のオーバーホールを実施済みも有るでしょうが、では、一体何年前に施工されたのでしょうか?。

それと、もう一つ懸念する事があります。

発売当初、ディストリビューターのシャフト錆び固着ロックが原因で、タイミングベルト切れを発症した車両も未だ多く現存しています。

しかし、調べて診ると、その殆どがディーラーで保証修理の際にシリンダーヘッド側のメンテナンスのみで、腰下に当たるシリンダーブロック側はそのままの場合も多かったようです。

従って、その後において過剰なオイル消費を招いたり、ビート本来の性能を満たしていないエンジンの車両も実際に多く存在している模様。

 

兎に角、先ずは、この先10年をノントラブルで楽しいビートライフを送るべく、また、純正再販部品を含め、新品パーツが未だ豊富な条件の良いうちにフルオーバーホールをご提案しております。

 

そんな訳もあり、このところ連日エンジン関連のメンテナンスが続いています。

◎当店で販売するビートは総て、エンジン&ミッションをオーバーホールにて納車させて頂いております※整備代金は総て販売価格に含まれております。

 

尚、ビートの事でしたら何なりとご相談ください。

何故なら当店では、小生を含めメンテナンスに携わるスタッフ全員がビート乗りだからです。(^^)v

因みに小生はビート2台+トゥデイだけですけど、店長はビート10台+バモス、整備士はビートとキャラで、キャラは新車から所有。

て、何にか変でしょうか? 当店 (*^-^*)

 

 

 

読んでいただいてありがとうございます・

 

 

 

 

コメントは受け付けていません。

関連する人気記事

Since 2006 isomasa web site Japanese text only
Copyright(C) 2024 isomasa auto All Rights Reserved. This web site is supported by DOSANITE