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ブレーキローター経年劣化、ここに!注意しましょうね!

2016年11月20日

毎度のお話ですので多くは語りませんが、ブレーキローターとディスクパッドのお話。

 

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車両状態を確認の為の検車を希望でご来店頂いたビートを拝見した際の画像となります。

 

上記ブレーキローター表面の状態は時々見かける程度の痛み具合ですが・・・。

 

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裏面を見るとご覧の状態!でブレーキパッドが殆どあたっていません。 

 

これじゃ~どなたが見てもまともにブレーキが効かないのはお判りかと思います!

 

パッドも表と裏でこんなに減りが違っているのと、よく見るとローターの表面も歪んでいます。

 

左側表面は6㎜残くらいで右側残が3㎜くらいでしょうか?う~ん、奥の方へ眼を移すと更に減っています。

 

いわゆる「偏摩耗状態」です。

 

ビートはブレーキペダルを踏んだ力はマスターバック(真空倍力装置)を介してキャリパーに伝えピストンが押される仕組みですが、
 ビートの場合ピストンで押しているのは裏側のみの「片押し」タイプ。

 

高級車や普通車スポーツカーは車両重量やスピードの関係での効きを考慮して「両面押し」です。

 

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表面だけを見てローターの状態やパッドの状態を判断するのは淒~く危険だということです。

 

こちらの症状の原因は単にブレーキローターやパッドの劣化だけで無く、ブレーキキャリパー内部の問題も結構多いのです。

 

 

いわゆるブレーキキャリパー内のピストン&シリンダーの焼き付き現象。

 

当店に於いても定期点検整備時に前/後キャリパーのオーバーホールを必ずお勧めしております。

 

 

 

 

 

読んでいただいてありがとうございます。

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