リア側の足回り総合メンテナンスの様子。

今回はトランスミッションのベアリング音修理及びクラッチオーバーホールの際に、ナックルスピンドル（ベアリング交換）をはじめリア側の足回りのロッド交換（ブッシュ）、エンジンマウント交換等のリヤ側足回りのリフレッシュを行っている様子です。

 

※このような作業の場合メイン工賃は一番深い部分の作業が基準ですので、手前側の作業については取替え工賃程度で済みます。従って、同時作業が工賃の圧縮となり大変お得です。

 

画像提供は栃木県在住のY/H様（女性オーナー）有難う御座います。m(_ _”m)ペコリ　兎に角、画像を見てください。

 

トランスミッションを取り外す為にビームを取り外しました。

 

その際には、トーイン調整を行う役目を担う「コントロールアーム」と「ロアアーム」も交換しました。

 

2輪車で言うと「スイングアーム」である「ラジアスアーム」も交換。

 

「リヤナックルASSY」の交換と共にリヤ「ハブベアリング」の交換しました。

 

クラッチ系の部品交換して

 

トランスミッションのオーバーホールを実施。施工理由は走行時の異音の解消です！

 

インプットシャフトが挿入される部位のベアリングで、劣化すると加速する際に「ご～ご～音やガラガラ音」を発します。

 

本来はシフト関係とは別な部位ではありますが、折角分解したので、デファレンシャルも取り外して左・右のベアリングも交換します。

 

シフトフォークシャフトも多少キズが入っていますので新品交換としました。

交換を怠るとシフトした際に「引っかかる」等の違和感を感じる場合もあります。

 

各シフトフォークも同様の理由で洩れなく交換とします。

 

目視点検にて痛みの確認されたギヤについても交換します。

 

ギヤを変速する際の回転差の切り替えを行う役目を担う各「シンクロナイザースリーブSET」も洩れなく交換しました。

 

今回交換が叶った各アーム類となります。

 

振動で亀裂が入るとカタカタと音を発する「コンバーターステー」も交換しました。

 

折角ですですのでこの機会にフロント側の「スタビライザーブッシュ」他各「ブッシュ」、「ブーツ」類の交換もしました。

 

最後の作業としてテスターにてサイドスリップ調整を行います。

 

 

因みに上記はY/H様が超お気に入りの初期型無限エキゾーストです。

タイヤの片べりや、ふらついた走りにならないように確り調整を行います。

実は嬉しいことに今回の様に各ロッド類を新品に交換して測定調整すると直ぐに正規の数値がでます。

 

この度は当店にリフレッシュ整備のご依頼を賜り誠に有難うございました。