T/T様、納車の件、お待たせいたしております。<(_ _)>
ほぼメンテナンスは終了と前回のブログ記事にてご紹介しましたが・・・
先週末はご来店の多く完成した青ビーの試運転はままならず、週明け4日(月)午後からの試運転開始となりました。(^^)/
暖機運転の後、ハ~イそれではと、元気にアクセルオンにて道路へと飛び出しました。
一速、2速、3速と順調にシフトアップ、4速を入れてアクセルを踏み込むと何とあの不快な音が微かに聞こえてきました。
まさかと思いつつ、5速へシフトアップ。
すると!ああ~ん!駄目よ~ダメダメ (;^ω^) そうです。
聞こえてきたのはクラッチディスクのダンパースプリングが減って仕舞い、4速~5速で2300回転~3000回転付近で発生する例のジャラジャラ音。※ビートの持病的症状です。
そんな訳で、クラッチオーバーホールを施工する事となりました。※勿論!費用は当店持ちです。
平成25年当時のエンジンメンテナンスンの際にクラッチ系も同時交換し、そこから5万キロ一寸の走行。前オーナー様からお車お預かりした直後のテストドライブでは感じ取れなかったのですが・・・。(~_~;)
では一体なぜ今頃になってその症状が出て来てしまったのか?
答えは飽くまで推測の域ですが、この度の納車整備にて各部のパーツを新品に交換した為、他の状況が良くなかったパーツと共に症状が隠れていたのではないかと思われます。
取り外されたミッションASSYです。5万キロちょっと乗っての状態ですが・・・
すり減ったクラッチディスクの「カス」が埃の様に内側にこびりついています。
クラッチレリーズベアリングとレリーズフォークの画像です。
クラッチペダルを踏むと聞こえなく、離すと「シャー音」はこのベアリングの音で、音がするからと言って、特段クラッチ制御に影響は有りません。
また、手前に見えるスプリングが廃盤時230円⇒純正再販部品2100円のスプリングです。(苦笑)
クランクシャフト裏側のオイルシールやフライホイールセンター部分のパイロットベアリングを交換してクラッチカバー等を装着。
上記は、メインシャフトを差し込んでクラッチのセンター位置を合わせてながらカバーを固定している画像です。
交換済みの大きいオイルシールは、エンジン本体裏側(フライホイールの奥)クランクシャフトのオイルシール。
小さい2個はミッション本体の左/右ドライブシャフトが刺さる部位のオイルシールで、シャフトを抜く毎に必ず新品に交換します。
交換を怠ると走行中にほぼミッションオイルが漏れ出します。
画像はミッション本体を装着にての途中画像となりますが、この後、リヤ側足まわりパーツを組み込み作業は完了となります。
いよいよ納車に向けての最終テスト走行開始となります。(^^)/
T/T様、テスト走行後、問題なきようでしたら納車の段取りにつきましてご連絡を差し上げます。m(__)m
読んでいただいてありがとうございます。
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