ビートのタイミングベルトは5万キロ前後で交換と言われている理由をお教えいたします。
通常タイミングベルト方式のクルマの場合、「走行10万キロ毎に交換」を推奨とされていますが・・・。
ビートの場合は交換後の走行5万キロ前後、又は、交換後の年数が10年以上経過した場合に交換をお勧めしております。
理由の一つとしては、
通常使用回転域が高回転が4000回転~8500回転辺りをフルに使用して走行する為。通常のクルマと比べて各パーツにかかるストレス(負担)が強いこと。
例えばトヨタMR-S(チェーン方式)などの場合は、レッドゾーンは6500回転からです。
もう一つの理由としては、
新車発売から数年後の走行5万キロ前後で「ディストリビューター」という電装パーツの不良が原因で、走行中に突然のタイミングベルト切れが横行。その後、メーカーサービスキャンペーンとして「対策済ディストリビューター」を無償交換が実施されました。
しかし、その件を判らないままでお乗りのユーザー様も実際に多いのも事実。中古で購入されれば当たり前のこと。
そんなことも手伝い、予防という意味も含め5万キロ前後でのタイミングベルト交換をお勧めしております。
※また作業の際、状況に依っては、車体番号にてディーラーに問い合わせて「対策済ディストリビューター」に交換済みか否かについても調べております。
上記は画像は新品パーツに交換した状態です。
また交換の際にはベルトだけではなく、一緒に回転しているウオーターポンプ・サーモスタット・シリンダー判別センサー・テンショナー・アイドラー等と併せて、カム・クランクシャフトのオイルシールについても同時交換を推奨しています。
補足として※2022年5月現在に於いてはディストリビューターの不具合もほゞ解消されており、経年を省き、走行距離が10万キロ迄の間での交換を推奨しております。
読んでいただいてありがとうございます。
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私のビート君も、あと3年程したら交換。。。
5万キロなんて、すぐですね(#^_^#)