当店がつくば市から水戸にお店を移転し、お陰様で今月末で丸11年が経ちました。これも一重に皆様にご愛顧頂けたお陰だと感謝いたしております。<(_ _)>
下記は茨城県在住のT/O様ご所有の銀ビートです。
T/O様に於かれましては移転間もない頃に銀ビートをお求め頂きました。以来長きに渡って当店をご愛顧頂いております。m(__)m
T/O氏は何か一寸気になると、逐一、当店にご相談を寄せて頂けるお客様です。
従って過去においても、当店がご提案させて頂くメンテナンスメニューを快くご承諾頂き、メンテナンスをさせて頂いております。<(_ _)>
しかしながら、流石に車齢29歳の長老となった今。「残すか、辞めるか」ここ数年の間で選択を迫られる時期ともなりました。
氏の場合は勿論!残す側のユーザー様です。
そんな訳で、車検のタイミングを期に、エンジン本体&ミッションのオーバーホールを施工頂く事となりました。
で、いつもはエンジンの情報をお届けする事が多いので、今回は割愛し、エンジンと共に行うトランスミッションのオーバーホールの様子をご紹介いたします。
先ず最初にお話致しますが、動作上何のトラブルも発症していないトランスミッションを何故オーバーホールするのか?
その主な目的とは一体何んなのか?が気になるところだと思います。
詳細はこちらをクリック⇒新たなるオイル漏れの個所でしょうか?前編
車体からエンジン本体と共に取り外されたミッション本体は、ケース内の各パーツを総て取り外した状態で洗浄層にてリフレッシュされます。
続いて取り外した各パーツに瑕疵が無いかどうかを点検し、状況に依っては測定検査を行います。
摺動部分の交換が可能なシャフトや、シフトフォーク、シンクロナイザースリーブセット、ベアリング、オイルシール等は交換必須としています。
※廃盤となった5速シンクロを含めたパーツも勿論交換します。 ※単品部品販売はご容赦ください。m(__)m
※上記シフトフォークやシフトフォークシャフト等も当店では総て新品に交換します。
オーバーホールを実施するにあたり、既に手に入らないパーツを省いての施工が、果たして有効な策と言えるのか一寸疑問?だと思いませんか?
世間では「リビルドミッション」なるものが存在しますが、リビルド(日本語で再構築化)とは実に都合の良い言葉。
既に欠品となっているパーツは交換されず、問題を抱えたパーツも其のまゝに再び組み込まれるのだと思われます。
そして施工の後、不具合が生じたとしてもいわゆる「泣き寝入り」・・・。
若しそれがビートから降りる要因となって仕舞ったら・・・ ( ̄ー ̄)
では、絶対必要と思われるパーツが無い場合に一体如何すれば良いか・・・? その答えとは自主製作しかないでしょう。 ”(-“”-)”
一生一回メンテナンス的思いで施工をお考えで有れば、是非!当店にご相談下さい!!
また、一途に一本道を貫いた結果。判り得ることもあります。
例えば画像中心部分のパーツを「クラッチレリーズベアリング」と言います。
純正品番で2種類あり、選び方に依っては新品でも装着後「ガラガラ音」が大きくなります。(>_<)
ビートだけに特化し、アップデートを重ねた結果。知り得る事は沢山あります。(^_^)v
さて、ミッション本体のオーバーホールが終了しました。
オーバーホールが叶い、各補器類を一新されてエンジンにミッションを合体。
車体に搭載となりました。
ご覧いただきありがとうございます。
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