栃木県在住のJ/K様の愛車銀ビートとなります。
実はJ/K様には1台目ご所有だった赤ビートでも、数年前に既存装着エンジン&トランスミッションメンテナンスのご依頼を頂いた経緯が御座います。
またJ/K様は技術系の仕事をされており、一般の方では到底手当出来ないような部位の整備もご自分で施工する技術スキルをお持ちのお客様ですが。
流石に「エンジンやミッションの中身」となると、畑違いのご自分が手を出すのは難しい事を良くご存じの様でして・・・。
その様な訳で、この度は氏にとって2台目愛車のとなる上記銀ビートのエンジン及びトランスミッションのオーバーホールリフレッシュを主とした整備のご依頼を承りました。<(_ _)>
入庫時の症状としては「エンジンオイルの消費過多」と「始動性の悪化」、また加速する際のエンジントルクも徐々に落ちて来て、もはや瀕死の状態でした・・・。(-_-;)
上記はそのエンジンをリフレッシュする為に車体から取り外した直後の画像となりますが、プラグホール付近にご注目ください。
何だかホール内に黒ずんだ液体が視えますね~ (@_@)
拡大して見ると、プラグホールの真ん中に銀色に見える物が!で、実はこれスパークプラグの頭の部分なのです・・・。
状況としては
カムシャフトホルダーOリング(ゴム製パッキン)の劣化が原因でエンジンオイルがホール内に多量に侵入した状態。(~_~;)
上記関連の過去記事を是非!ご覧ください。クリック⇒プラグホール内でプラグが油没!
新車登録時から10年目、20年目迄は上記のセオリーに従った整備対応をしていましたが、昨今に至っては「ガスケットを含むパッキン類の劣化」はエンジンの腰下側(ブロック)も同様傷んでいます。
従って当店ではこのような状況の場合は、「部分的な整備」では無く、総合的メンテナンス、即ち!!エンジン本体内部を詳細まで分解して、今後使用が危ぶまれそうな部位の交換を行いながら組み上げる「エンジン本体のオーバーホール(再構築化)」作業を強くお勧めしているのです。
作業状況の具体的な記事は「後編」でご紹介いたします。<(_ _)>
ご覧いただきありがとうございます。
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