この度のメンテナンスのご依頼内容は室内への水漏の侵入を防いでほしいとの事。
ビートを通勤で使用されており、結構強めに雨が降ると助手席側の床面だけが濡れている?との事。
で、一般的に最初に疑ってみるのは、エアコンの水を外に排出しているドレーンホースの外れなどを点検します。
当たり前ではあるが基本的に水は高所から低所へ流れるもの。異常なしとなれば、次に疑うのは水が入り込む可能性がある場所を辿ります。
先ずは助手席側足下上部にあるヒーターのブロアーモーターASSYを外して点検。
フロアーマット等も取り外して流入跡の有無を点検中。助手席右奥側の黒い箱はエアコンの室内ユニットエバポレーターです。
どうですか!フロントカウルトップを外してみると室内が透けて見えますね~。
そうなのです。室内側からはヒーターブロワーモーターのユニットが取り付けられています。
当然この部分に泥、枯れ葉、等の異物が付着または堆積すれば・・・大雨の際、この部分はたちまち水で溢れてしまいます。(>_<)
この手の作業の場合。上から下からと結構地味で作業には大変時間も掛かります。
新車時既に施工となっている部位に、再びシーリング処理を施します。
経年劣化等が原因でボディー各部のシーリング部分も当然傷んできますので・・・。
各部継ぎ目等にコーキング剤を塗布。
施工後は車体に水を掛けて点検、室内への水漏れはどうやら収まった様子です。
※ECU取付場所移設の際、水が溜まる可能性の有る助手席側ではなく、運転席側を推奨しているのはその為です。
読んでいただいてありがとうございます。
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