神奈川県在住のK/H様にご成約頂いた赤ビートの納車整備作業の様子 その4 NEWエンジン&ミッション搭載となります。
リフレッシュが叶ったエンジン本体に補器類を取り付けエンジン搭載の準備が完了となりました。
またこの車両については当店管理ユーザー様がお乗りの個体でしたので、ここ約5年以内に交換が叶った部品については一部再使用する場合もあります。
但し、「ディストリビューターASSY」を含む電装系パーツについてはこれから10年先迄を考えた場合・・・殆どが交換対象となります。
燃料系パーツである「インジェクターパッキンセット」については新品交換としました。
リフレッシュが叶ったNEWエンジンの「オイルフィラーキャップASSY」取り外してみると、ピカピカの「エキゾーストロッカーアーム」が目に飛び込んできました。(^O^)/
補器類の装着は更に進んで参りました。
過去の実績と走行距離からすると未だ未だ使用可能な充電器「ACジェネレーターASSY」もこのタイミングでリビルド品と交換とします。
その理由は10年先には保々入手困難と思えるパーツだからです。(^_^)v
現況正常に作動していたエアコン「コンプレッサーCOMP」においても、このタイミングでR12⇒R134へレトロフィットを施工したリビルド品と交換必須としています。
過去の経験から動くからと再使用を選択した場合、比較的短期間に作動不良に陥る可能性がおおいに有り得ます。
クラッチ系部品も再使用は一切せず、「フリクションディスクCOMP」、「プレッシャーディスクCOMP」、「クラッチパイロットベアリング」も漏れなく純正品で交換とします。
トランスミッションオーバーホールの際には、既に製廃となった部品についても「イソマサ対策部品」を使い遣り残しのないように確りと再構築を図ります。
特にデファレンシャルについては「イソマサ仕様LSD」を装着にて、将来発症が予想される「スピードメーター指針不良」防止対策を行いました。
組み上がったトランスミッション本体はいよいよエンジン本体と合体されます。
その際には再販が叶った「レリーズフォークスプリング」や「レリーズフォーク」も再使用せずに新品交換とします。
また「クラッチレリーズベアリング」も併せて交換となりますが、ビートに使用可能な「純正クラッチレリーズベアリング」は2種類の存在し、何方も使用可能となっていましたが・・・。
しかし、部品番号末尾015の「クラッチレリーズベアリング」については数年前。突然!現車へ装着直後からペダルの踏み込み、踏み戻しの際に「ジャラジャラ音」を発症するようになり!?またその症状はその後、複数台確認されました・・・。(@_@;)
検証の結果。100型・110型ともに部品番号末尾013の「クラッチレリーズベアリング」を使用する事に依り問題が解決されました。
◎因みにこちらの末尾013は後にS660にも採用されています。
更に搭載準備は進み・・・。
程なくして無事にNEWエンジン&NEWトランスミッションが車体へ搭載されました。(^_^)v
上記は「コンバーターCOMP」となりますが画像右側の「コンバーターサーモセンサー」や左側の「O2センサー」も再使用を避け、必ず新品交換とします。
上記センサーの交換を怠たると可なりの確率でエンジン始動の後に「チェックエンジン点灯」に陥ってしまう現象を確認して来たからです。
各部の配線や配管、ワイヤー類を結線、調整の後。NEWエンジンは雑味のないクリアーな咆哮を奏でました!! (^O^)/
この瞬間!! お客様より先に喜びを感じ得る事は小生の特権でもあります (*^。^*) K/H様・・・一足先に先に感動してしまい大変申し訳御座いません。m(__)m
作業はこの後の車検取得に向けて更に続きます。
ご覧いただき、ありがとうございます。
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