エンジン搭載前準備とトランスミッション本体のオーバーホールの様子です。
リフレッシュが叶ったNEWエンジンの本体に関連付属部品を取り付けます。
エンジン関連の作業の際のポイントは、一見再使用出来そうな部品であっても極力部品の使い回しは避ける事。
各部のバランスを考え新品部品同士の組合せがベスト!その理由は何らかのトラブルが発症した際に、交換済の部分はトラブルシューティングの為のチェックを割愛することが出来るからです。
クラッチ関連の部品は総て「純正品」を使って組み上げています。
過去に「純正部品」と併せて「社外品」も選択に入れていた時期が御座いましたが、ある時突然!品質低下からかなのか?装着後、短期間で「クラッチ滑り」招き、装着頂いた数名のベテランビート乗りのお客様にご迷惑をお掛けした経緯があります。
続いてはトランスミッション本体の整備となります。
現行、操作具合等特に問題は無い状態ですが、先回り予防整備の一環としてトランスミッション本体のオーバーホールを行います。内容的には出来得る限りの部品を新品に交換します。
尚、既に製廃となって仕舞った「3-4速のシンクロナイザースリーブセット」や「5速シンクロナイザースリーブセット」に於いても「イソマサ対策部品」を用いて、現在も供給可能な「1速-2速」と共に総て新品交換とします。
ミッションオーバーホール作業の際にはノーマルデファレンシャルを取り外し、オリジナル「1.5W LSD」(イソマサ対策部品)を装着しました。※オリジナルLSDは一般的な競技用の物と違い「ガキガキ音」や「引きずり症状」(チャタリング)等は起こりません。
※将来必ず起こる「スピードメーター指針不動」防止の為の先回り予防対策としてです。
また過去には各ギヤを含む各シフトフォーク、各シンクロナイザースリーブセット等のパーツ類に「WPC処理加工」を行い、よりスムーズなシフトフィーリング得ておりましたが。
ここへ来て構成部品の一部の素材の見直し等行った結果。WPC処理を施工した場合と遜色無い程の「スムーズなシフトフィリング」の実現が叶い同時に整備コストの圧縮もはかることが出来ました。
次回は車体へエンジン&ミッション本体の搭載した様子をご案内いたします。
ご覧いただき、ありがとうございます。
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