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新車からお乗りで特に調子も悪くはない愛車を敢えて「原点回帰」する訳とは・・・。

2024年01月12日

旧車を動かすのなら経年劣化の事実に目を背けず、確りと整備を施してから楽しまれるのが肝要。またその際には、「旧車であることを深く理解した専門店」で施工されることが大切です。

ご紹介する銀ビートはタイトルの通りの車両で、現在特に調子が悪いところは皆無!また、機械物ゆえ必須となる定期消耗部品の交換を怠ったことは皆無ともいえる、正に当店が掲げる「先回り予防整備」を総べて施工している優良整備車両となります。

 

従って車検でお預かりし、リフトアップにて目視点検を行っても改善点は皆無。

では、ビートに限らず旧車を維持して行くのには、どのタイミングで何処を原点回帰するのがベストなのでしょうか?

車齢は既に30数年を経過しているというのは曲げられない事実・・・。当店では定期入庫頂けるお客様に限って、1台ずつ個別に、日頃の整備内容を「作業画像と活字資料」を用いて「カルテ管理」させて頂いております。<(_ _)>

 

現車は前回のタイミングベルト関連交換の整備歴から10年程が経過して折り、今回は再び同箇所の部品交換をご提案させて頂きました。

 

またその際にはシリンダーヘッドを車体から取り外してのリフレッシュも含めての作業することになりました。

 

車体から取り外したシリンダーヘッドは洗浄の後、各部品を取り外して消耗部品の交換を行います。上記は「オイル下がり」防止の為に「バルブステムシールA」を交換中の画像となります。因みに「IN/OUTバルブ」共に新品交換としました。

 

同様に「IN/OUTロッカーアーム」と併せて「IN/OUTバルブスプリング」も併せて新品交換としました。

 

「原点回帰」とは各部品を同時期に交換し車両を一度リフレッシュしてから新たなスタートを切ることを意味します。リフレッシュ交換された部品同士はお互いに連携し合い、一体となって車両状態を良好に保ちます。

 

更に原点回帰を行えば、お客様の愛車はまるで新車のような状態に戻ります。安心感も高まり、また快適なドライビングが約束されます。(^^)/

お客様の愛車が原点回帰を果たし、新たなスタートを切る際には私たちも喜びと感動を共有することができます。今後に於いても「原点回帰」の必要性確りお伝えしながら、お客様のビートライフをサポートさせて頂きます。

 

 

ご覧いただき、ありがとうございます。

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